ナブスター
分類:人工衛星
名称:ナブスター/GPS B1-01(NavstarGlobalPositioningSystemB1-01)
小分類:航行・測位衛星
開発機関・会社:不明
運用機関・会社:アメリカ空軍(USAF)
打上げ年月日:1978年2月22日
運用停止年月日:1985年7月
打上げ国名・機関:アメリカ/アメリカ航空宇宙局(NASA)
打上げロケット:アトラスF
打上げ場所:バンデンバーグ空軍基地
国際標識番号:1978020A解説:GPS(Global Positioning System)衛星は、主としてアメリカ空軍が運用しているシステムです。これは、海軍が運用していた、トランシット(Transit)衛星の後継システムとして登場しました。軍用と民間の宇宙、空中、海上、地上のナビゲーション情報を提供します。1978年のGPS B1-01はその最初の衛星で、近地点高度20230km、遠地点高度20578km、公転周期727分、軌道傾斜64.6度の軌道を使っています。GPSは、地球を均等に取り巻く6軌道上に、各4個のナブスター衛星を配置します。地球上のどの場所からも、常時3個の衛星をとらえることができるのです。
ナブスター/GPS B1-01をよく知るためのアラカルト
どんな形をして、どんな性能を持っているの?
どんな目的に使用されるの?
宇宙でどんなことをし、今はどうなっているの?
このほかに、同じシリーズでどんな機種があるの?
どのように地球を回るの?
分類:人工衛星ナブスター/GPS B1-01をよく知るためのアラカルト
どんな形をして、どんな性能を持っているの?
どんな目的に使用されるの?
宇宙でどんなことをし、今はどうなっているの?
このほかに、同じシリーズでどんな機種があるの?
どのように地球を回るの?1.どんな形をして、どんな性能を持っているの?
全長5.3m(翼長含む)、全幅1.5mで、約700ワットの電力を生成する太陽電池パネルが搭載されています。GPSの各衛星は、4個の原子力時計を搭載していて、その安定度は、36000年に1秒という誤差です。衛星はそれぞれ暗号化された高精度のP信号(軍事専用)と粗計測用のC/A信号を発信しています。
2.どんな目的に使用されるの?
GPSの目的は、軍用と民間用の宇宙、空中、海上、地上の航行情報を提供することが目的で、ナブスターGPS B1-01は、まずその運用試験を開始するために打ち上げられました。
3.宇宙でどんなことをし、今はどうなっているの?
トランシット(Transit)の後継システムとして、軍、民間に航空帰船舶などの航行情報を提供しました。GPSはその後も発展を続け、現在では、高精度なカーナビゲーションシステムなどに応用されるまでになっています。4.このほかに、同じシリーズでどんな機種があるの?
GPS BI-01、GPS BI-02、GPS BI-03、GPS BI-04、GPS BI-05、GPS BI-06、GPS BI-07、GPS BI-08、GPS BI-09、GPS BI-10、GPS BI-11、GPS BII-01、GPS BII-02、GPS BII-03、GPS BII-04、GPS BII-05、GPS BII-06、GPS BII-07、GPS BII-08、GPS BIIA-10、GPS BIIA-11、GPS BIIA-12、GPS BIIA-13 、GPS BIIA-14、GPS BIIA-15、GPS BIIA-16、GPS BIIA-17、GPS BIIA-18、GPS BIIA-19、GPS BIIA-20、GPS BIIA-21、GPS BIIA-22、GPS BIIA-23、GPS BIIA-24、GPS BIIA-25、GPS BIIA-26、GPS BIIA-27、GPS BIIA-28、GPS BIIR-01 、GPS BIIR-02、Microlab 1があります。5.どのように地球を回るの?
近地点高度20230km、遠地点高度20578km、公転周期727分、軌道傾斜64.6度の軌道です。
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