NITTANとは? わかりやすく解説

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NITTAN

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/10/04 10:13 UTC 版)

株式会社NITTAN
NITTAN Corporation
種類 株式会社
市場情報
東証スタンダード 6493
1962年9月1日上場
本社所在地 日本の旗 日本
〒257-0031
神奈川県秦野市曽屋518
設立 1948年11月10日
業種 輸送用機器
法人番号 3021001022920 ウィキデータを編集
事業内容 各種発動機弁の製造販売業 他
代表者 代表取締役社長 李太煥
資本金 45億3,054万3千円
(2026年3月末現在)
発行済株式総数 28,978,860株
(2026年3月末現在)
売上高 連結:516億76百万円
(2026年3月期)
営業利益 連結:39億98百万円
(2026年3月期)
経常利益 連結:44億23百万円
(2026年3月期)
純利益 連結:22億27百万円
(2026年3月期)
純資産 連結:403億44百万円
(2026年3月期)
総資産 連結:669億18百万円
(2026年3月期)
従業員数 連結:2,503人
単体:660人
(2026年3月31日現在)
決算期 3月31日
主要株主 イートン・コーポレーション17.18%
KSD-KB 4.78%
横浜銀行 4.52%
岩谷産業 4.51%
本田技研工業 4.28%
日本パーカライジング 3.81%
フィリップ証券 3.67%
(2026年3月31日現在)
主要子会社 ニッタン・グローバル・テック株式会社
外部リンク https://www.niv.co.jp/
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株式会社NITTAN(にったん、英: NITTAN Corporation )は、神奈川県秦野市に本社を置くエンジンバルブ主体の独立系部品企業。国内およびアジア・北米・欧州にも生産拠点を構える。

概要

四輪車・二輪車・建機・船舶・発電機等向けにエンジンバルブを製造する他、精密鍛造歯車、NT-VCP (電磁式連続カム位相可変機構) 、PBW(パーキングブレーキバルブリフター)、ローラーロッカーアーム等の製造・販売を行う。

小型エンジンバルブの売上が、全売上の約80.3%を占め、地域別セグメントの割合は、日本:41%、アジア:34%、北米:18%、欧州:7%であった(2026年3月期)[1]。

2022年4月1日に日鍛バルブ株式会社から株式会社NITTANに商号変更を行った。既存の事業にとらわれない無限の事業領域の可能性を目指すとともに、漢字からアルファベットにすることで、グローバルでの事業拡大も目指している[2]。

沿革

本社・拠点

関連会社

国内

海外

主要製品・技術

エンジンバルブ

自動車や船舶、二輪車などのエンジンに使用される吸排気用エンジンバルブの製造・開発を行っており、国内大手のシェアを持つ。特に環境規制の強化や燃費向上への要求に対応するため、バルブの内部に金属ナトリウムを封入して冷却性能を高めた「中空バルブ(ナトリウム封入バルブ)」などの製品に強みを持つ。これにより、エンジン内部の高温化を防ぎ、ノッキングの抑制や熱効率の向上に寄与している[6]。

精密鍛造歯車

長年培った金属加工技術を応用し、自動車の差動装置(デファレンシャル・ギア)などに使用されるベベルギア(傘歯車)などの精密鍛造歯車を生産している。従来の削り出し(切削加工)による製造とは異なり、金属に圧力をかけながら成形する鍛造技術を用いることで、高い強度と耐摩耗性を実現しつつ、大量生産時のコスト削減を可能にしている。同社の精密鍛造ギヤ技術は、国内外の主要な自動車メーカーや駆動系部品メーカーに採用されている[7]。

新規事業・次世代技術

自動車業界における急速な電気自動車(EV)シフトに伴い、従来のエンジン部品への依存から脱却するための事業多角化を進めている。

  • 次世代モビリティ技術 - 純粋なEVシフトだけでなく、既存の技術資産を活かした水素エンジン車、アンモニア燃料車用部品開発などカーボンニュートラルへの対応を図っている[8]。
  • 自社ブランド製品の創出(ゴルフパター等) - 同社のコア技術である精密鍛造技術と高精度なミーリング(削り出し)加工技術を応用し、プロ仕様の高級ゴルフパター「奏(KANADE)」の開発・製造を行うプロジェクトを展開している[9]。

地域社会・スポーツ振興

本社を置く神奈川県秦野市において、地域貢献やスポーツ振興、青少年の健全育成を目指した活動を積極的に行っている。

ネーミングライツ(命名権)の取得
  • 2022年、秦野市最大の総合運動公園である「おおね公園」のネーミングライツ(命名権)を取得。これにより、同公園の愛称が「NITTANパークおおね」となった[10]。
ピーナッツカップへの特別協賛

地元の少年少女スポーツ大会に「ピーナッツカップ」の通称で長年特別協賛を続けている。

  • NITTANピーナッツカップ U11サッカー大会 - 小学5年生以下を対象とした少年サッカー大会。近年はネーミングライツを取得した「NITTANパークおおね」の多目的広場(人工芝)を舞台に開催されている[11]。
環境保全・地域イベントへの貢献
  • 秦野たばこ祭への協賛 - 秦野市最大規模の市民祭「秦野たばこ祭」に長年協賛・参加を続けており、地域コミュニティの活性化に寄与している。

脚注

  1. ↑ “第104期報告書”. NITTAN. 2023年6月26日閲覧。
  2. ↑ “株式会社NITTAN 『「日鍛バルブ」で培った技術と誇りを胸に、「NITTAN」として新たな企業価値創造へ!』”. ジャパニーズ インベスター (2022年10月25日). 2023年6月26日閲覧。
  3. ↑ “NITTANの歩み”. 株式会社NITTAN. 2026年6月27日閲覧。
  4. ↑ “NITTANの歩み”. 株式会社NITTAN. 2026年6月27日閲覧。
  5. ↑ “日鍛バルブ、社名「NITTAN」に 4月1日付”. 日刊工業新聞社 (2022年4月1日). 2026年6月27日閲覧。
  6. ↑ “NITTAN、初の売上高500億円を突破 グローバル化による高いCAGRを強みに、中計達成とさらなる成長を目指す”. ログミーファイナンス (2025年6月18日). 2026年6月27日閲覧。
  7. ↑ “日鍛バルブの精密鍛造技術と自動車駆動系部品への応用”. 自動車技術 (自動車技術会) 71 (5): 45-50. (2017-05).
  8. ↑ “トップに聞く:ニッタン”. 日経CNBC. 2026年6月27日閲覧。
  9. ↑ “製品情報 奏(KANADE)ゴルフパター”. 株式会社NITTAN. 2026年6月27日閲覧。
  10. ↑ “市立おおね公園 「NITTANパークおおね」に ネーミングライツを締結”. タウンニュース社 (2022年3月25日). 2026年6月27日閲覧。
  11. ↑ “第33回NITTANピーナッツカップU11サッカー大会開催報告”. 株式会社NITTAN (2026年2月16日). 2026年6月27日閲覧。

関連項目

外部リンク




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