Morris Light Reconnaissance Carとは? わかりやすく解説

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モーリス軽偵察車

(Morris Light Reconnaissance Car から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/03 01:27 UTC 版)

モーリス LRC
基礎データ
全長 4.06 m
全幅 2.03 m
全高 1.88 m
重量 3.7 t
乗員数 3 名
装甲・武装
装甲 8-14 mm
主武装 55 in ボーイズ対戦車ライフル
副武装 7.7 mm ブレン軽機関銃
機動力
速度 80 km/h
エンジン 4気筒ガソリンエンジン
72 hp (54 kW)
懸架・駆動 Mk I:2軸 × 4輪
Mk II:4軸 × 4輪
行動距離 385 km
出力重量比 24 hp/t
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隊列を追うモーリス軽偵察車

モーリス軽偵察車Morris Light Reconnaissance Car )は第二次世界大戦中にモーリスが開発したイギリス偵察車装輪装甲車)。

特異な構造をもつ軽偵察車で、3名の乗員が並んで座った。中央はドライバーが座り、その右側の乗員は小砲塔に設けられたブレン軽機関銃を操作し、左側の乗員は無線とハッチの外に設けられたボーイズ対戦車ライフルを操作した。

モーリス軽偵察車1940年から1944年までに2,200台以上が生産され、主に北アフリカ戦線イタリア戦線北ヨーロッパで使用された。また、イギリス空軍の警備隊(RAF Regt )やポーランド軍でも使用された。現存する数少ないモーリス軽偵察車は、ダックスフォード帝国戦争博物館ボービントン戦車博物館で展示されている。

バリエーション

Mk I
原型
Mk I OP
砲塔の代わりに監視所を設け、2台のレンジファインダーを備えた。
Mk II
四輪駆動型。
モーリス試作戦車
2つの砲塔を備えた実験用戦車。生産はされなかった。
ファイアフライ
モーリス軽偵察車の前面に、モリンズ6ポンド(57mm)自動砲を搭載した、一人乗り(操縦手 兼 砲手 兼 車長)の戦車駆逐車。数両の試作のみで不採用。

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