MC13型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/13 08:52 UTC 版)
車名は日本国内仕様が英文字表記のREBEL、北米向け輸出仕様が当初はCMX250、後にCMX250Cとされたモデルで、日本国内仕様は1985年4月18日発表、同月30日発売。 フレームこそ専用品のセミダブルグレードルであるが、搭載されるエンジンは250Tシリーズと共用する排気量233㏄のMC06E型空冷4ストロークSOHC2気筒とされたほか、5速マニュアルトランスミッションも共用部品である。カラーリーングの違いから、標準車とスペシャルが設定された。 以降は以下のスケジュールでマイナーチェンジを実施。 1986年11月4日発表、標準車は同月5日、スペシャルは同月10日発売 キャブレターをVE08型1基からVE26型2基に変更し最高出力を22psへ向上 1次・2次減速比を見直し50km/h定地走行燃費が55→55.2㎞/Lへ向上 カラーリングを変更 1988年5月20日発表、同年6月1日発売 従来のプルバックハンドル仕様に加えスペシャルにフラットバーハンドル装着車を追加 1990年1月29日発表、同年2月10日発売 スペシャルを廃止 標準車にフラットバーハンドル装着車を追加 エンジンオイル容量が1.8→1.9Lへ増加 車重増加に伴い50km/h定地走行燃費が47.1㎞/Lへダウン 1994年1月28日発表、同年2月14日発売 フラットバーハンドル装着車を廃止しプルバックハンドルの形状変更 マフラーを左右1本出しから右側2本出しへ変更 イグニッションスイッチを燃料タンク左下へ移設 エンジン特性を変更し最高出力が21psへダウン 燃費を60km/h定地走行テスト値に変更したため43㎞/Lへダウン 日本国内仕様は1998年施行の平成10年自動車排出ガス規制により同年をもって生産終了となり、1999年で販売も終了。一方で北米向け輸出仕様は2000年以降も生産が継続され、2016年に後述するREBEL 300へのモデルチェンジで生産終了となった。 ※海外向け輸出仕様はen:Honda CMX250Cも参照のこと。
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