MC22型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/14 09:26 UTC 版)
「ホンダ・CBR250RR」の記事における「MC22型」の解説
1989年に発売されたMC19型CBR250Rからのフルモデルチェンジ車。 ライダーの操縦技術を問わず高レベルの走りを楽しめる性能を目指し、高次元・ヒューマンフィッティングと呼称されるコンセプトに基づいて開発された。 MC14E型水冷4ストローク4バルブDOHC4気筒エンジンをはじめ基本コンポーネンツの多くはキャリーオーバーとされたが、以下の改良を実施した。 フォーミュラーカーに匹敵するエンジン回転数と独特な甲高い排気音から「F1サウンド」と呼ばれており、今もなお高い人気を誇る。 キャブレターから燃焼室までのポート形状を新設計し一直線化 クランク廻りを高剛性化し中低速での扱いやすさを向上 レッドゾーンを19,000rpmに設定しエンジン保護のため19,500rpmで作動するレブリミッタを搭載 さらに車体関連ではMC19型から以下の改良を実施。 マス集中化を狙ったLCGフレームを採用 排気管の効率的配置を可能とするガルアームと呼称される新型スイングアームを採用 フロントフォークを高剛性化 前輪ブレーキをダブルディスクブレーキ化
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