MC51型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/14 09:26 UTC 版)
「ホンダ・CBR250RR」の記事における「MC51型」の解説
2015年の第44回東京モーターショーに参考出品されたコンセプトモデルLight Weight Super Sports Concept(ライトウェイトスーパースポーツコンセプト)を原型とし、CBR・RRシリーズの思想トータルコントロール~操る楽しみの最大化を共通の背景としながら直感・体感・新世代RRを開発コンセプトに2016年7月にインドネシアジャカルタの合弁法人ピー・ティ・アストラ・ホンダモーター(P.T. Astra Honda Motor)がCBR250RRとして製造することを発表。同年12月に同国をはじめタイなど東南アジア諸国で販売開始された。 日本国内仕様は型式名2BK-MC51とし熊本県菊池郡大津町平川に所在する熊本製作所が製造を担当。ABS装備車とオミット車が選択可能で搭載される排気量249㏄のMC51E型水冷4ストローク4バルブDOHC2気筒エンジンは250㏄クラスでは初となるドライブ・バイ・ワイヤを採用する。 フレームは鋼管トラス構造によるダイヤモンド型。サスペンションは前輪が倒立式テレスコピック、後輪が5段階プリロード調整が可能なプロリンク式スイングアームで、キャスター角:24°30´・トレール:92mmに設定。タイヤは前輪が110/70、後輪が140/70の17インチラジアルタイヤを装着するほか、ヘッドライト・ウインカー・テールランプの灯火類をLED化した。 なお本型式には、通常の一般公道走行モデルとは別にHRCがサービスショップに供給し、独自パーツを組み込んだ上で完成車として販売するレースベース車が存在する。
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