NGC598とは? わかりやすく解説

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NGC598

分類:銀河


名称:NGC598(M33)
小分類:渦巻銀河Sc
属す銀河群:局部銀河群
属す星座:さんかく座(三角座)

NGC598は、アンドロメダ座の南に位置する小さ星座である、さんかく座中にある銀河です。渦巻星雲M33とも呼ばれてます。私たち銀河系アンドロメダ星雲大小マゼラン星雲などとともに局部銀河群構成する30個のうちの銀河のひとつです。渦巻星雲の中では、渦巻の腕がかなり開いた形をしています。

1.見つけ方ポイントは?
アンドロメダ座のすぐ南に位置する秋の小星座、3個の3等星細長い直角三角形を描く、さんかく座ありますさんかく座ギリシャのヒパルコスの時代(紀元前2世紀)からある星座で、ナイル川三角州象徴であるともいわれています。渦巻銀河M33は、腕のよく発達したSc型の銀河で、見かけ明るさは6.3等、双眼鏡銀河中心部を見ることができます午後8時の南中12月中旬です。アンドロメダ銀河同じく局部銀河群属していて、約100億個の星があります

2.どのような特徴があるの?
M33渦巻銀河で、銀河系銀河アンドロメダ銀河同じく渦巻の腕のある円盤部と、中心部楕円状の膨らみ特徴です。低倍率望遠鏡でも観測できますが、暗い空であることが条件となります発光星雲アソシエーション(暗黒星雲散光星雲などを中心に分布する特定の種類恒星集団)を伴う渦巻の腕は、大望遠鏡で観測が可能です。

3.どれくらい大きさなの?
銀河系2分の1

4.地球からはどれくらい離れているの?
250万光

参考文献:河島監修/三品隆司ほか編「スペース・アトラス」PHP研究所パトリック・ムーア編/中村士ほか訳「ギネスワールド天文宇宙講談社小平桂一ほか編「平凡社天文事典平凡社原恵新装改訂版星座神話恒星社厚生閣



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