Live for Speedとは? わかりやすく解説

Live for Speed

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/12/27 19:30 UTC 版)

Live for Speed(ライヴフォースピード)とは、LFSTeamが販売するパーソナルコンピュータ用のオンラインドライビングシミュレータである。名称が似ているがNeed For Speedとは無関係である。

概要

駆動方式、エンジン、クラスによる挙動や性能の違いがリアルに再現されており、ステアリングコントローラ、ペダルコントローラ、ギアレバー等の機材を揃えれば本物さながらの走行が可能。

グランツーリスモシリーズやForza Motorsportシリーズ等のメジャーなシミュレータと比べると知名度は劣るが、そのハイクオリティなシミュレーション性能故にファンは多い。

リプレイ時等に好きな視点で観戦したり、コース上にコーンやオブジェクトを置く事も出来、オートクロスコースではジムカーナも出来る。更に、JPEG形式のイメージファイルでスキンも作れる。

日本国内では「ライブ・フォー・スピード」と呼ばれているが、正しい読みは「リヴ・フォー・スピード」で「スピードに命を懸ける」という意味である。

DEMOバージョンで使用可能な車種とコース

※以下にDEMO、S1、S2、S3に収録される内容を記載する。内容は2025年12月時点で最新の0.8B版に基づく。 デモ版では1つのサーキット内にある2ルート(順走のみ)とそこの駐車場がコースで、車はかなり低出力なもののみエントリされている。

車種

XF GTI(エックスエフジーティーアイ)
FF
942kg
直列4気筒NA 1300cc
最高出力:115bhp/7031rpm
最大トルク:130Nm/5438rpm
フィアット・プントに似ている低出力ハッチバック型乗用車。また、その顔つきはセアト・トレドやイビーサにも似ている。
エンジンは比較的高回転で、最新版では8000rpmに抑えられたが、S2初期までは10250rpmまで回る超高回転エンジンを搭載していた。
エンジンの性能がスズキ・カルタスGTiと酷似しており、S2後期からは瓜二つとも言える。(但しXF GTIの方が僅かに低速域寄りの特性を見せる。)
XR GT(エックスアールジーティー)
FR
1150kg
直列4気筒NA 1800cc
最高出力:140bhp/5988rpm
最大トルク:187Nm/4512rpm
日産・180SXマツダ・RX-7に似ている初心者向け後輪駆動スポーツカー。
なお、外見は三菱・スタリオン、内装は三菱・GTOをモデルにしている。
Fomula BMW(フォーミュラBMW)
FR
465kg
直列4気筒NA 1200cc
最高出力:140bhp/8948rpm
最大トルク:125Nm/6756rpm
かつてジュニアフォーミュラの1カテゴリとして存在していたフォーミュラ・BMWで実際に使用されていたBMWフォーミュラカー。フォーミュラカーレースの入門に最適な性能を持つ。2007年に本作の開発者であるスコーエン・ロバーツが搭乗した。

コース

Blackwood(ブラックウッド)
グランプリ用とラリークロス用のコースを持つイングランドのサーキット。初心者向け。DEMOバージョンでは順走のみ選択可。

S1ライセンスで使用可能な車種とコース

 車種

XR GT Turbo(エックスアールジーティーターボ)
FR
1223kg
直列4気筒ターボ 2000cc
最高出力:247bhp/6035rpm
最大トルク:345Nm/3896rpm
XR GTにボアアップ・ボルトオンターボを施した車。以前まではFomura BMWの代わりにDEMO車としてエントリーされていた。
ターボを搭載した軽量FR車のためドリフトをしやすく、ドリフターに人気がある。
この車はフロント部のスキンを改造すると様々な車に似るため、日産・シルビアスバル・インプレッサ等のフロントデザインを模したスキンが日本を発信源に多く出回っている。
RB4 GT(アールビーフォージーティー)
4WD
1210kg
直列4気筒ターボ 2000cc
最高出力:243bhp/6035rpm
最大トルク:340Nm/3896rpm
ラリーコース向け四輪駆動車。JZA80型トヨタ・スープラ似のフロントフェイスを持つ。
四輪駆動車故の重量増により、FXO TurboやXR GT Turboと比べるとオンロードコースでは引けをとる。
かつてマフラーが変形しないバグが存在していたが、現在は修正されている。
FXO Turbo(エフエックスオーターボ)
FF
1136kg
水平対向4気筒ターボ 1900cc
最高出力:234bhp/6357rpm
最大トルク:305Nm/4336rpm
高性能な前輪駆動車。ホンダ・シビッククーペホンダ・アコードホンダ・トルネオオペル・ベクトラ等に似ている。
日本公式サイトではV型4気筒表記であるが、正しくは上記のとおりである。
特に日本国内でホンダ・インテグラ意識の改造スキンが出回っている。
LX4(エルエックスフォー)
FR
499kg
直列4気筒NA 1300cc
最高出力:140bhp/8227rpm
最大トルク:131Nm/6891rpm
ロータス・スーパーセブンにそっくりのオープンカー。
LX6(エルエックスシックス)
FR
539kg
直列6気筒NA 1800cc
最高出力:190bhp/8402rpm
最大トルク:173Nm/7066rpm
LX4のエンジンを6気筒にした車。オンロード向け。
MRT5(エムアールティーファイブ)
FR
221kg
直列4気筒ターボ 600cc
最高出力:64bhp/7871rpm
最大トルク:69Nm/5078rpm
フォーミュラSAE準拠のフォーミュラカー。オートクロスでのジムカーナに最適なマシン。

コース

South City(サウスシティ)
イギリスの街中を走るストリートサーキット。バージョン0.8Bではコース外のエリアが拡張され、オープンワールドさながらのプレイも可能となった。
Fern Bay(ファーンベイ)
S1最長コースを含むジャマイカのGP・ラリーサーキット。RallyX Greenの第1コーナーでインの縁石に乗り上げると横転しやすいため注意が必要。
Test Area(テストエリア)
ドラッグコース・オートクロス・スキッドパッドがあるテストコース。オートクロスではジムカーナを楽しめる。

S2ライセンスで使用可能な車種とコース

車種

UF 1000(ユーエフ1000)
FF
600kg
直列4気筒NA 1000cc
最高出力:55bhp/5605rpm
最大トルク:88Nm/3008rpm
最も低出力な乗用車。ミニにそっくりである。
UF GTR(ユーエフジーティーアール)
FF
600kg
直列4気筒NA 1400cc
最高出力:180bhp/8227rpm
最大トルク:178Nm/5871rpm
UF 1000のレーシングチューン仕様。ベース車譲りの軽量さにより運動性能は高い。
XF GTR(エックスエフジーティーアール)
FF
840kg
直列4気筒NA 2000cc
最高出力:230bhp/7219rpm
最大トルク:260Nm/5125rpm
XF GTIのレーシングチューン仕様。アンダーステア傾向が強い。
XR GTR(エックスアールジーティーアール)
FR
1100kg
直列4気筒ターボ 2000cc
最高出力:490bhp/6270rpm
最大トルク:627Nm/4775rpm
XR GT/GTターボのレーシングチューン仕様。GTR系ではバランス型の性能を持つ。
FZ50(エフゼット50)
RR
1380kg
水平対向6気筒 3600cc
最高出力:360bhp/7563rpm
最大トルク:392Nm/5000rpm
高出力なエキゾチックGTカー。トラクションコントロール付き。
FZ50GTR(エフゼット50ジーティーアール)
RR
1100kg
水平対向6気筒 3600cc
最高出力:490bhp/8102rpm
最大トルク:503Nm/5246rpm
FZ50のレーシングチューン仕様。トラクションコントロールは外されている。RRのため立ち上がりなどで暴れやすいが慣れるとGTR系の中で一番速く走れる。
FXO GTR(エフエックスオージーティーアール)
4WD
1130kg
水平対向4気筒ターボ 2000cc
最高出力:490bhp/6270rpm
最大トルク:627Nm/4775rpm
FXO Turboのレーシングチューン仕様。4WD化による高いスタビリティが特徴。
Raceabout(レースアバウト)
MR
800kg
直列4気筒ターボ 2000cc
最高出力:245bhp/5906rpm
最大トルク:360Nm/3500rpm
2002年のヴァルメト・レースアバウトという実車に基づくライトウェイトコンバーチブルミッドシップカー。MRのため操作を僅かでも誤るとスピンする。
Fomula XR(フォーミュラエックスアール)
MR
490kg
直列4気筒 2000cc
最高出力:190bhp/7031rpm
最大トルク:221Nm/4980rpm
フォーミュラルノー2000がモデルのフォーミュラカー。
Fomula V8(フォーミュラブイエイト)
MR
600kg
V型8気筒 3000cc
最高出力:450bhp/9092rpm
最大トルク:385Nm/7422rpm
フォーミュラ3000準拠のフォーミュラカー。
BMW Sauber(BMWザウバー)
MR
530kg
V型8気筒 2400cc
最高出力:720bhp/19063rpm
最大トルク:284Nm/16797rpm
ザウバーF1.06がモデルのフォーミュラ1準拠のフォーミュラカー。

コース

Kyoto Ring(キョウトリング)
Kyoto」と日本の都市名が冠されたコース。オーバルコースを初めとしてハイスピードなスピードレンジのレイアウトになっている。コース上に「自動車に乗ること」「競争運転者」「ターボ工学」等の「ベタ」な日本語の組み合わせから出来た広告看板があるのが特徴。またこのサーキットの名前が書かれている看板には「懸濁液競技場」と書かれている。(Suspensionを懸濁液と誤訳した可能性が高い)
Aston(アストン)
イングランド中部にあるサーキット。S2最長の8.8kmのルートを持つ。
Westhill(ウェストヒル)
アップダウンの多い中高速コーナーが特徴的なコース。アップデートによりコース内外共に近代的になった。

S3ライセンスで使用可能なコースとコンテンツ

コース

Rockingham(ロッキンガム)
イギリスに実在するサーキット。オーバルコースとインフィールドセクションで構成されている。
Layout Square(レイアウトスクエア)
4km×4kmの何もない敷地。車両のテストや自作のカスタムレイアウト作りなどに使える。

コンテンツ

車両MOD
かつてはMODの使用は公式に認められていなかったが、バージョン0.7Aより車両MODがサポートされた。制作ツールとしてLFS Editorもリリースされている。

今後追加予定の車種

フォルクスワーゲン・シロッコTSI
追加されればLFS初の実在する乗用車の収録となる。ドイツの2008ゲームコンベンションのVWブースに展示されていたLFSでのみ乗れ、そこで行われたTA大会の優勝者には賞品として最新型のフォルクスワーゲン・シロッコが贈られた。現在リリースされているCMXビューアには収録されており、スキンを作ったりレンダリングをすることは出来る。

スキンの作り方

LFSでは車・ヘルメットにオリジナルのスキンを貼り付ける事が出来る。

  • CMX Viewerをダウンロードする。
  • data\skinsに入っているスキンを作りたい車・ヘルメットのファイルを画像処理ソフトで編集する。
  • ファイル名を変更し保存。(車種別略称コード_半角英数字+記号のファイル名、長すぎると認識されない可能性有り.jpg、例:XF GTIの場合、XFG_RACERCAR.jpg)
  • CMXビューアを使い、満足いく編集が出来たらLFS本体のあるフォルダ\data\skinsにそのファイルを入れる。

同梱されているCMXファイルとレンダリングソフトを使うと3Dレンダリングも行える。

特徴

  • Oggフォーマットの音楽を流しながら走行出来る。
  • S2 Zパッチから日本語、中国語、韓国語に対応した。但し各ファイル名にそのまま日本語は使えず、「^(日本語の場合はJ)」を先頭につける必要がある。(Windows上からの場合。LFS内からの場合は自動で付加される。)
  • S2後期よりスロットルを抜かずにシフトアップ、回転数を合わせずシフトダウン、長時間の半クラッチ走行、オートクラッチONで低速時に高すぎるギアで無理矢理加速するといった運転操作を行うとクラッチが過熱、タイヤもよりバーストしやすくなる等、リアルさに磨きが掛かり難易度が少し上昇している。Hパターン、点火カット無しシーケンシャル、バイクトランスミッションで利用できたオートスロットルカット、オートブリッピングも削除されている。
  • スキンの解像度は1024×1024が標準であるが、2048×2048、4096×4096等の標準サイズの倍数で拡大しても使える。
  • 公式フォーラムで配布されているS2Zの試作改良版ではABSが追加されている。またHUDメーターのギアポジション表示が少し上に移動していたり、LX4のリアナンバーがタイヤにめり込んでいるバグ(Z25から修正)が発生している、日本語を選択しても一部英語が残る等、他にも通常版とは違う箇所がある。また最新版ではライトの常時点灯が3キーで可能になり、その際は今まで点灯しなかった尾灯も点灯する。
  • バージョン0.8Bより時間帯変更に対応し、夜間の走行が可能になった。夜間は自動でヘッドライトが点灯し、XR GTとXR GT Turboはリトラクタブルヘッドライトが開閉する。

関連項目

外部リンク


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