LSD -ラッキースカイダイアモンド-
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/15 17:44 UTC 版)
「ギニーピッグ」の記事における「LSD -ラッキースカイダイアモンド-」の解説
1990年、ジャパンホームビデオ本作は、ギニーピッグシリーズの7作目のオリジナル作品として企画制作されたが、発売直前に宮崎事件が発生したため一旦お蔵入りになり、1990年に『ギニーピッグ』の冠を外してようやく発売されたという経緯を持つ。本項では「『ギニーピッグシリーズ』として企画制作され、タイトルの変更のみで内容に改変が行われなかった」ことからシリーズの1作として扱うこととする。 『死霊の罠2/ヒデキ』を手掛けた橋本以蔵が脚本を書き監督を担当。同作主演の佐野史郎が狂気の演技を披露し、カルト的な支持を獲得した。映像倫理指定作品で18歳未満は視聴を禁じられている。審査は日本ビデオ倫理協会である。 あらすじ若き天才医師である恋人の片山が院長を務めるクリニックで、毎日、不気味な悪夢にうなされつづける少女ヨーコは、姉の桜子の看病と片山の治療も空しく症状がいっこうに回復しない。姉の桜子はヨーコの容体に疑問をもち、片山に詰め寄ると、深刻な精神障害を患っており、これを治すには脳を手術するしかない、と言われてしまう。ヨーコは姉や片山の強引な説得に、半信半疑ながらも手術に同意するが、片山と姉は手術によって開頭され晒されたヨーコの脳を弄りながら、性行為に興じるのだった。手術後にもさらに狂気じみた言動でヨーコを圧迫するふたりに恐怖し、逃亡しようとするヨーコに、狂気を露わにした片山と姉が襲いかかる。断片的に思い出される記憶、それはヨーコは歓楽街で拉致され、片山と実は姉ではない女に患者に仕立てられていたのだった。ふたりに逆襲して何とか倒したヨーコだったが、闘いの中で脳はむき出しになっており、手当たり次第にクリニックに残された薬をあおる状態になっていた。その数日後にヨーコは発見、救出された。 スタッフ・キャスト製作・受審・発売:ジャパンホームビデオ 企画:ジャパンホームビデオ、小椋事務所 脚本・監督:橋本以蔵 プロデューサー:小椋悟 撮影:藤石修 演出補・編集:岩浪美和 脚本アイデア:なんきん SFXメイク:有吉奈津子 音楽:キットカットクラブ 出演:網浜直子(ヨーコ)、中村れい子(桜子)、佐野史郎(片山院長)
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