ビバホームとは? わかりやすく解説

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ビバホーム

(LIXILビバ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/08 15:20 UTC 版)

アークランズ > ビバホーム
(旧)株式会社ビバホーム
VIVA HOME CORPORATION
本社が入居していた
スーパービバホームさいたま新都心店
(ビバモールさいたま新都心)
※吸収後はアークランズの関東本部として存続
種類 株式会社
市場情報 旧法人:
東証1部 8213
1987年2月 - 2001年3月26日
現法人:
東証1部 3564
2017年4月12日 - 2020年10月20日
略称 ビバホーム、ビバ
本社所在地 日本
330-8671
埼玉県さいたま市浦和区上木崎一丁目13番1号
設立 1977年4月1日(初代法人)
1993年6月(2代目法人、トップ商事株式会社)
廃止 2022年9月1日アークランドサカモトへ吸収合併)
業種 サービス業
法人番号 2030001041872
事業内容 ホームセンターチェーン
代表者 代表取締役社長 坂本晴彦
資本金 80億円(2020年10月22日時点)
売上高 1,885億6百万円(2020年3月期)
営業利益 100億10万円(2020年3月期)
純利益 65億97百万円(2020年3月期)
純資産 662億60百万円
(2020年3月31日時点)
総資産 1,906億56百万円
(2020年3月31日時点)
従業員数 1,447名(2020年3月31日時点)
決算期 3月31日
主要株主 アークランドサカモト 100%
(2020年11月9日時点)
外部リンク https://www.vivahome.co.jp/
特記事項:創業は1977年4月1日
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ビバホームは、アークランズが運営するホームセンターチェーンの店舗ブランド。本項では、2022年8月まで運営を行っていた株式会社ビバホーム英文社名:VIVA HOME CORPORATION)についても記述する。

概要

株式会社ビバホームは、元はトステムの関連会社であり、2001年以降はトステムがINAXなどと経営統合して発足したLIXILグループ子会社株式会社LIXILビバ」となっていた。

「ホームセンタームサシ」を経営する同業他社のアークランドサカモトが、2020年6月9日付で資本業務提携株式公開買付け (TOB) を実施した上で、株式会社ビバホームを買収すると発表[1][2]。TOB・株式併合・自己株式取得などの手続きを経て、アークランドサカモトの完全子会社となった。

2022年9月1日付で、アークランドサカモト(同日付でアークランズへ商号変更)へ吸収合併され、株式会社ビバホームは解散[3]。同日以降、全店舗がアークランズ直轄による運営となった。

沿革

LIXILビバ時代のロゴ
  • 1977年昭和52年)
    • 4月1日 - ビバホーム株式会社(初代)を設立。
    • 「ビバホーム」第1号店として福島県須賀川店を開店。
  • 1987年(昭和62年) - 東京証券取引所市場第2部へ株式上場。
  • 1989年平成元年) - 東京証券取引所市場第1部へ指定。
  • 1992年(平成4年)4月 - ビバホーム株式会社(初代)が、トステムビバ株式会社(初代)へ商号変更。
  • 1993年(平成5年)6月 - トップ商事株式会社(現法人)を設立。
  • 2000年(平成12年)12月21日 - トップ商事株式会社が、ビバホーム株式会社(2代目)へ商号変更。
  • 2001年(平成13年) - グループ事業再編
    • 3月31日 - トステムビバ株式会社が、小売事業を完全子会社のビバホーム株式会社(2代目)へ営業譲渡[4]
    • 4月1日 - トステム株式会社が、トステムビバ株式会社(初代)を吸収合併[4]
    • ストアブランドを「トステムビバ」としたが、後に「ビバホーム」へ戻す。
    • 「ヴィシーズ」事業を開始。
    • ビバホーム株式会社(2代目)が、トステムビバ株式会社(2代目)へ商号変更。
  • 2003年(平成15年) - 「スーパービバホーム」事業を開始(1号店・鴻巣店)。
  • 2009年(平成21年) - 「建デポ」事業を開始(1号店・野田店)。
  • 2011年(平成23年)
    • 4月1日 - トステムビバ株式会社(2代目)から株式会社LIXILビバに商号変更[5]
    • 6月10日 - スーパービバホーム・ビバモールとしては関西地区初出店となる、ビバモール寝屋川(スーパービバホーム寝屋川店を核に、リフォーム&デザインセンター・ヴィシーズも併設)をオープン。
    • 10月5日 - スーパービバホーム東大阪店を、ニトリモール東大阪内にオープン。
  • 2012年(平成24年)
    • 4月1日 - 「建デポ」事業を株式会社LIXILへ統合(なお、2015年10月1日に株式会社LIXILから分社化された株式会社建デポの運営となり、2019年6月3日に株式会社建デポがコーナン商事株式会社の100%子会社となる)。
    • 6月20日 - 北海道初の大型店舗となる、スーパービバホームウイングベイ小樽店をオープン。ホームセンターの居抜き出店としては日本国内最大級となる。[要出典]
    • 9月12日 - 関西地区で3店舗目となる、スーパービバホーム橿原店をオープン。
  • 2014年(平成26年)11月10日 - 本社を埼玉県上尾市大字上から、埼玉県さいたま市浦和区上木崎に新築した、スーパービバホームさいたま新都心店(ビバモールさいたま新都心)6・7階に移転。
  • 2017年(平成29年)4月12日 - 東京証券取引所1部上場。
  • 2018年(平成30年)7月18日 - 九州地区初出店となる、スーパービバホーム佐賀店を佐賀県佐賀市のイオン佐賀ショッピングセンター内にオープンし、九州地区へ進出[6]
  • 2019年(平成31年・令和元年)
  • 2020年(令和2年)
    • 2月22日 - 山梨県初出店となるスーパービバホーム甲斐敷島店が先行オープン。4日後の同月26日にテナントが開業し、ビバモール甲斐敷島としてグランドオープン。当初は2019年8月[8]開業予定だったが、約半年延期[9]された。
    • 4月24日 - 2020新型コロナウイルス感染拡大に伴い、5月2日 - 5月6日の間「来ないでください宣言」として全国すべての店舗[注釈 1]で休業することを発表[10]
    • 6月9日 - アークランドサカモトが、TOBによりLIXILビバを買収すると発表[1]
    • 7月30日 - アークランドサカモトがLIXILグループ以外の株主から、TOBにより議決権所有割合ベースで39.29%の株式を取得[11]
    • 8月31日 - 株式会社イズミからゆめタウン宗像を購入し、ビバモール赤間にリブランド[12]
    • 10月20日 - 東京証券取引所1部上場廃止[13]
    • 10月22日 - 株式併合により、株主がLIXILグループとアークランドサカモトのみとなる。
    • 11月9日 - 株式譲渡により、アークランドサカモトの完全子会社となる。
    • 11月10日 - 株式会社ビバホーム(3代目)に商号変更。
  • 2022年(令和4年)9月1日 - 親会社のアークランドサカモトがビバホームを吸収合併[14]、同時にアークランズ株式会社に社名変更。旧ビバホーム本社はアークランズの関東本部となる。

店舗

2022年1月時点で、関東甲信を基盤に、北海道東北宮城県福島県のみ)、中部静岡県三重県愛知県岐阜県のみ)、関西大阪府兵庫県奈良県のみ)、九州福岡県佐賀県熊本県)に出店している。北陸中国・四国には出店していない。

現行店舗の詳細については、公式ウェブサイト「店舗案内」を参照。

業態

ビバホーム・スーパービバホーム
  • ホームセンター。大型店を「スーパービバホーム」と称している。
ビバモール
アークスクエア
  • ビバモールと同様のショッピングモール型店舗で、アークランズ統合後に開業した店舗。
    • アークスクエア御経塚(2023年6月28日オープン[15] - アークスクエア第1号店
    • アークスクエア湘南平塚(2024年10月25日オープン)[16]
    • アークスクエア茨木目垣(2025年5月25日オープン)[17]
ヴィシーズ
  • アートクラフト・ホビー店。一部店舗を旧アークランドサカモトから展開していた類似業態の店舗名「アークオアシス」に改称しており[18][19][20]、2023年6月現在では高崎店(群馬県高崎市)の1店舗のみの展開となっている。
ビバホームプロ
  • 業務向け商品に特化した店舗。2022年8月3日開店の日高店(埼玉県日高市)から展開を開始した[21]。また2023年8月30日には2号店である「ビバホームプロ浦和さいど店」(埼玉県さいたま市浦和区)が、既存の店舗を改装するかたちでオープンした[22]

脚注

注釈

  1. ^ ただしニトリモール内1店舗を除く。

出典

  1. ^ a b アークランドサカモト株式会社と資本業務提携契約の締結に関するお知らせ 株式会社LIXILビバ、2020年6月9日[リンク切れ]
  2. ^ アークランドサカモト株式会社による当社株式に対する公開買付けに関する意見表明のお知らせ 株式会社LIXILビバ、2020年6月9日[リンク切れ]
  3. ^ アークランドサカモト、ビバホームと合併し新商号「アークランズ」へ』(プレスリリース)アークランドサカモト株式会社、2022年8月31日https://www.arcland.co.jp/ja/ir/news/auto_20220830526036/pdfFile.pdf2022年9月1日閲覧 [リンク切れ]
  4. ^ a b 合併契約締結に関するお知らせ トステム株式会社、2001年9月1日(IR POCKET)
  5. ^ 住生活G 子会社のトステムビバの社名をLIXILビバに変更 msn産経ニュース、2011年1月20日
  6. ^ 「スーパービバホーム佐賀店」7月18日(水)オープン』(PDF)(プレスリリース)株式会社LIXILビバ、2018年7月12日https://www.vivahome.co.jp/news/pdf/saga_news.pdf2019年2月6日閲覧 
  7. ^ (令和元年9月27日) 株式会社LIXILビバに対する勧告について 公正取引委員会、2019年(令和元年)9月27日
  8. ^ 山梨県「大規模集客施設等の立地計画への御意見を募集します・(仮称)ビバモール甲斐甲府店」『山梨県』。2018年8月31日閲覧。
  9. ^ ビバモール甲斐敷島 2020年2月26日(水)開業!全23テナント一覧!最新情報も! 出店ウォッチ、2020年5月28日
  10. ^ 「来ないでください宣言」~お客様の安全のため5月2日から6日まで全国・全店休業致します~』(PDF)(プレスリリース)株式会社LIXILビバ、2020年4月24日https://ssl4.eir-parts.net/doc/3564/announcement/57890/00.pdf2020年4月25日閲覧 
  11. ^ アークランドサカモト株式会社による当社株式に対する公開買付けの結果並びに主要株主及びその他の関係会社の異動に関するお知らせ』(PDF)(プレスリリース)株式会社LIXILビバ、2020年7月22日https://ssl4.eir-parts.net/doc/3564/tdnet/1862784/00.pdf2020年8月1日閲覧 
  12. ^ 「ゆめタウン宗像」事業譲渡に関するお知らせ』(PDF)(プレスリリース)イズミ、2020年3月19日https://www.izumi.co.jp/corp/outline/news_release/pdf/2020/0319news.pdf2020年4月9日閲覧 
  13. ^ 株式併合、単元株式数の定めの廃止その他の定款の一部変更、資本金の額の減少並びに資本準備金及び利益準備金の額の減少に係る承認決議に関するお知らせ』(PDF)(プレスリリース)株式会社LIXILビバ、2020年9月17日https://ssl4.eir-parts.net/doc/3564/tdnet/1883732/00.pdf2020年9月24日閲覧 
  14. ^ ビバホームを22年9月に吸収合併”. 新潟日報デジタルプラス. 2022年3月18日閲覧。
  15. ^ アークスクエア御経塚 6月28日(水)から順次オープン アークランズ株式会社、2023年6月15日
  16. ^ アークスクエア湘南平塚 10月25日(金)グランドオープン アークランズ株式会社、2024年10月4日(PR TIMES
  17. ^ アークスクエア茨木 5月21日(水)から順次オープン アークランズ株式会社、2025年4月30日
  18. ^ 【ヴィシーズ埼玉大井店】店名変更のお知らせ”. ビバホーム. 2023年6月7日閲覧。
  19. ^ 【ヴィシーズ三郷店】店名変更のお知らせ”. ビバホーム. 2023年6月7日閲覧。
  20. ^ 【ヴィシーズ鴻巣店】店名変更のお知らせ”. ビバホーム. 2023年6月7日閲覧。
  21. ^ ビバホーム/同社初のプロショップを埼玉県日高市に出店”. 流通ニュース (2022年7月20日). 2023年6月7日閲覧。
  22. ^ プロショップ「ビバホームプロ浦和さいど店」をオープン” (2023年8月16日). 2024年4月15日閲覧。

外部リンク




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