JIT コンパイル [JIT compilation]
実行時コンパイラ
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/20 08:26 UTC 版)
実行時コンパイラ(じっこうじコンパイラ、just-in-time compiler、JITコンパイラ)とは、ソフトウェアの実行時にソースコードをコンパイルするコンパイラのこと。通常のコンパイラはコンパイルを実行前に事前に行い、これをJITと対比して事前コンパイラ (ahead-of-timeコンパイラ、AOTコンパイラ)と呼ぶ。
- 1 実行時コンパイラとは
- 2 実行時コンパイラの概要
- 3 概要
- 4 応用
- 5 外部リンク
JITコンパイル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/09 17:05 UTC 版)
「Java仮想マシン」の記事における「JITコンパイル」の解説
最初のJava仮想マシンの実装 (JDK 1.0) はインタプリタ型であったため、動作速度が他のアプリケーションに比べて遅い場合があった。そのため、メソッドの実行直前 (Just in Time) にバイトコードをCPUのネイティブコードにコンパイルして実行する形式(JITコンパイラ)を、ボーランドや IBMなどがリリースした。サン・マイクロシステムズの実装もJDK 1.1からJITコンパイラを搭載した。 加えて、JDK 1.2から、サン・マイクロシステムズはHotSpotという高速化技術を導入した。HotSpotはJITコンパイラの一種だが、常にJITコンパイルを行うのではなく、実行回数が規定回数を超えたメソッド (Hotspot) のみをJITコンパイルする。これにより、JITコンパイルによる無駄なリソースの消費を防いだり、インタプリタ実行時のプロファイリング情報をJITコンパイル利用できる利点がある。HotSpotには用途別に、クライアントVM(コンパイルは高速だが生成されるネイティブコードが相対的にあまり最適化されない)と、サーバVM(コンパイルは低速だが生成されるネイティブコードが相対的により最適化される)がある。
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「JIT コンパイル」の例文・使い方・用例・文例
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