Indian meal mothとは? わかりやすく解説

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ノシメマダラメイガ

和名: ノシメマダラメイガメイガ科]
英名: Indian meal moth
学名: Plodia interpunctella(Hubner) [Pyralidae]
ノシメマダラメイガ
ノシメマダラメイガの卵

ノシメマダラメイガ
ノシメマダラメイガの幼虫

ノシメマダラメイガ
ノシメマダラメイガの
分布 日本を含む世界各国
形態   長径が0.4mm内外楕円形乳白色
幼虫 老齢幼虫体長は10mm-12mm頭部茶褐色腹部系統環境により黄白色、淡赤色淡緑色など。
  体長8mm前後黄褐色
成虫 体長7-8mm。翅を広げると14mm内外頭部は紫赤色腹部灰白色前翅の基半分淡黄色灰褐色仕切られたあと半分赤褐色
加害する食品 穀類小麦粉などの穀粉油分の多い乾燥加工食品など
加害形態 玄米場合幼虫胚芽部に次いでぬか層を食べ白米化する菓子インスタント食品の袋を食い破って中に入り込み食べることもある。ノシメマダラメイガの糞は赤いので他のとの区別付きやすい。また加害された食品表面細かく糸を張り覆ってしまうこともある。
防除方法 こまめに清掃し、餌となりやすい食品くずなどを出来るだけ残さないようにする。工場などでは発生確認するフェロモントラップ使用される
その他 ノシメマダラメイガ(熨斗目斑螟蛾)の名は、前翅模様着物熨斗目模様似ていることによる以前ノシメコクガ熨斗目穀蛾)とも呼んでいた。



ノシメマダラメイガ
ノシメマダラメイガの成虫

ノシメマダラメイガ

(Indian meal moth から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/08 09:04 UTC 版)

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ノシメマダラメイガ
成虫
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: 鱗翅目(チョウ目) Lepidoptera
上科 : メイガ上科 Pyraloidea
: メイガ科 Pyralidae
: Plodia Plodia
: ノシメマダラメイガ
P. interpunctella
学名
Plodia interpunctella
英名
Indian Meal Moth
Waxworm

ノシメマダラメイガ(漢字: 熨斗目斑螟蛾,学名:Plodia interpunctella)は、鱗翅目(チョウ目)メイガ科に属する昆虫ノシメコクガとも表記される[1]。体長は7~8mm程度の小さな蛾である。幼虫は植物油脂が豊富な種子を食害する害虫として知られ、玄米の胚芽部と糠層を食害したり、チョコレートトウガラシをも食害する。なお、幼虫は何を食べても暗赤色の粒状の糞をするが、そのメカニズムはいまだ解明されていない[2]

名称の由来

成虫の羽の模様が着物熨斗目に似ていることから名づけられた[3]

利害

保存してある米を食害することが知られる。毒性はないため、中身を陰干しまたは天日に干し、精米すれば、多少食味は落ちているが、十分食べることができる。

地方によって、これを「こくぞうむし(穀象虫)」ともいうが、コクゾウムシ鞘翅目であり別種。

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関連項目

参考資料

  1. ^ 松沢寛 , 福永隆子 (1968)『香川県におけるノシメマダラメイガ(ノシメコクガ)の発生経過について(予報)』香川生物 4, 8-9
  2. ^ 安富和男 『へんな虫はすごい虫』 講談社、1995年6月、24-25頁。 
  3. ^ http://www.nfri.affrc.go.jp/yakudachi/gaichu/zukan/28.html

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