Ignaz Moschelesとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 人名 > ピティナ・ピアノ作曲家 > Ignaz Moschelesの意味・解説 

モシェレス

【英】:Moscheles, Ignaz
[ドイツ]  1794~1870

2011年5月 執筆者: 上田 泰史 

 モシェレスは1794年5月23日プラハ生まれたユダヤ人卸売業の父は早くから息子音楽を学ばせた。地元二人音楽家から手ほどき受けたのち、1804年よりプラハ音楽院院長ドニ・ウェーバーのもとでJ. S. バッハモーツァルトクレメンティ諸作品を徹底的に叩き込まれた。生来すぐれた記憶力勤勉な練習は彼を急速に進歩させ、12歳ときには早くも地元公開演奏会開いて喝采浴びるほどになっていた。更なる音楽芸術追究夢見たモシェレスは1808年大都市ウィーン移住する。この地で彼は野心ある作曲家ならば誰もが教え乞う二人作曲家A.サリエリアルブレヒツベルガーの門を叩いた。 彼は強い関心寄せていたベートーヴェンをはじめ古今様々な作品に身を浸しながら作曲演奏双方等し情熱注いだ1815年出版された《アレクサンダー行進作品32は「出世作」と呼ぶに相応し成功収めた

2008年10月 執筆者: 齊藤 紀子

 チェコ生まれドイツ活動した作曲の他に、ピアニストピアノ教育者指揮者としても知られている。モシェレスの活動中核をなすのはピアノ関連のものである

 プラハ音楽院ウェーバー師事した当時完成したばかりのベートーヴェンピアノ・ソナタ強い関心示しウィーン出てベートーヴェンのもとを訪れた同地では、対位法アルブレヒツベルガーに、作曲サリエリ師事している。ピアニストとしては、当時ドイツ国内各地パリロンドンプラハのどこへ行って名声博した。 ピアノ教師としては、ベルリンメンデルスゾーン教えている。ロンドン王立音楽院ではリトルフタールベルク育てたメンデルスゾーン創設したライプツィヒ音楽院では、主任教授招聘された。ショパンとの交流もあり、ピアニズムの面では、切れのよい打鍵と、明快なフレージング貢献し練習曲数多く作曲している。

 指揮者としては、ベートーヴェンの《ミサ・ソレムニス》をロンドン初演

ピアノ独奏曲

ピアノ合奏

管弦楽ピアノ




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Ignaz Moscheles」の関連用語

Ignaz Moschelesのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Ignaz Moschelesのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
社団法人全日本ピアノ指導者協会社団法人全日本ピアノ指導者協会
Copyright 1996-2025 PianoTeachers' National Association of Japan

©2025 GRAS Group, Inc.RSS