HttpCacheVaryByHeaders クラス
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)


VaryByHeaders プロパティは、リソースに対してキャッシュされている応答が複数ある場合に、ASP.NET で応答を一意に識別するために使用する要求ヘッダー パラメータを示します。これは、応答がヘッダーやパラメータなどのクライアント入力に依存している場合に便利です。
HttpCacheVaryByHeaders は HTTP キャッシュ コントロール ヘッダーと直接の関係はありませんが、クライアントまたはプロキシが指定したヘッダーで識別できることを保証するのに役立ちます。VaryByHeaders の詳細については、W3C (World Wide Web Consortium) の Web サイトで『RFC 2616: Hypertext Transfer Protocol -- HTTP/1.1』を参照してください。詳細については、第 14 項「Header Field Definitions」を参照してください。


System.Web.HttpCacheVaryByHeaders


Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


HttpCacheVaryByHeaders プロパティ

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | AcceptTypes | ASP.NET 出力キャッシュが、キャッシュされた応答を Accept HTTP ヘッダーを使用して識別し、それを発信 Vary HTTP ヘッダーの末尾に追加するかどうかを示す値を取得または設定します。 |
![]() | Item | カスタム ヘッダー フィールドを取得または設定します。ASP.NET 出力キャッシュは、このフィールドをキャッシュされた応答の識別に使用し、発信 Vary HTTP ヘッダーの末尾に追加します。 |
![]() | UserAgent | ASP.NET 出力キャッシュが、キャッシュされた応答を User-Agent ヘッダーを使用して識別し、それを発信 Vary HTTP ヘッダーの末尾に追加するかどうかを示す値を取得または設定します。 |
![]() | UserCharSet | ASP.NET 出力キャッシュが、キャッシュされた応答を Accept-Charset ヘッダーを使用して識別し、それを発信 Vary HTTP ヘッダーの末尾に追加するかどうかを示す値を取得または設定します。 |
![]() | UserLanguage | ASP.NET 出力キャッシュが、キャッシュされた応答を Accept-Language ヘッダーを使用して識別し、それを発信 Vary HTTP ヘッダーの末尾に追加するかどうかを示す値を取得または設定します。 |

HttpCacheVaryByHeaders メソッド

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Equals | オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | GetHashCode | 特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 ( Object から継承されます。) |
![]() | GetType | 現在のインスタンスの Type を取得します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | ReferenceEquals | 指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | ToString | 現在の Object を表す String を返します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | VaryByUnspecifiedParameters | ASP.NET は、識別にすべてのヘッダーを使用し、Vary HTTP ヘッダーの値を * (アスタリスク) に設定します。それ以外のすべての Vary ヘッダー情報は削除されます。 |

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Finalize | Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 ( Object から継承されます。) |
![]() | MemberwiseClone | 現在の Object の簡易コピーを作成します。 ( Object から継承されます。) |

HttpCacheVaryByHeaders メンバ
VaryByHeaders プロパティを設定するタイプ セーフな手段を提供します。
HttpCacheVaryByHeaders データ型で公開されるメンバを以下の表に示します。

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | AcceptTypes | ASP.NET 出力キャッシュが、キャッシュされた応答を Accept HTTP ヘッダーを使用して識別し、それを発信 Vary HTTP ヘッダーの末尾に追加するかどうかを示す値を取得または設定します。 |
![]() | Item | カスタム ヘッダー フィールドを取得または設定します。ASP.NET 出力キャッシュは、このフィールドをキャッシュされた応答の識別に使用し、発信 Vary HTTP ヘッダーの末尾に追加します。 |
![]() | UserAgent | ASP.NET 出力キャッシュが、キャッシュされた応答を User-Agent ヘッダーを使用して識別し、それを発信 Vary HTTP ヘッダーの末尾に追加するかどうかを示す値を取得または設定します。 |
![]() | UserCharSet | ASP.NET 出力キャッシュが、キャッシュされた応答を Accept-Charset ヘッダーを使用して識別し、それを発信 Vary HTTP ヘッダーの末尾に追加するかどうかを示す値を取得または設定します。 |
![]() | UserLanguage | ASP.NET 出力キャッシュが、キャッシュされた応答を Accept-Language ヘッダーを使用して識別し、それを発信 Vary HTTP ヘッダーの末尾に追加するかどうかを示す値を取得または設定します。 |

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Equals | オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 (Object から継承されます。) |
![]() | GetHashCode | 特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 (Object から継承されます。) |
![]() | GetType | 現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。) |
![]() | ReferenceEquals | 指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 (Object から継承されます。) |
![]() | ToString | 現在の Object を表す String を返します。 (Object から継承されます。) |
![]() | VaryByUnspecifiedParameters | ASP.NET は、識別にすべてのヘッダーを使用し、Vary HTTP ヘッダーの値を * (アスタリスク) に設定します。それ以外のすべての Vary ヘッダー情報は削除されます。 |

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Finalize | Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 (Object から継承されます。) |
![]() | MemberwiseClone | 現在の Object の簡易コピーを作成します。 (Object から継承されます。) |

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