Hopeプロジェクト, 中国ツアー & Love Is A Promise Whispering Goodbye(デラックス&リマスター版) (2011)
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「ユア・フェイバリット・エネミーズ」の記事における「Hopeプロジェクト, 中国ツアー & Love Is A Promise Whispering Goodbye(デラックス&リマスター版) (2011)」の解説
2011年3月11日、日本の東北地方沿岸は、近代の歴史でも最も破壊力のある地震と津波に見舞われた。このニュースを受けてYour Favorite Enemiesは、すぐさまHopeプロジェクトを開始することにした。バンドは世界中の人から、支援や共感、励ましの言葉を募り、それをポストカードにして被災した人たちに送った。Red Crossをはじめ、世界中至る場所にある小学校からも協力を得た。プロジェクト開始からすぐに世界中の人々から何百枚ものメッセージが届いた。更に、ビルボードやUSAトゥデイなどがこのプロジェクトを支援し、新聞やネット上でこのニュースを拡散していた。2011年5月25日、バンドメンバーは宮城県、南三陸町にあるシェルターを訪れた。Hopeプロジェクトの一つの締めくくりとして、日本ツアーを行ったのだ。"Arisen From Despairs, A Morning Of All Hope"と名付けられたこのツアーで、バンドは東京、大阪、京都に立ち寄り、コンサートをした。ツアー中、日本の読売新聞のインタビューをはじめ、様々なメディア(ビルボード, La Presse, CANOE, Hollywood PQ, La Seigneurie)からの報道を受けた。京都では、海外バンドとして初めて、歴史ある愛宕念仏寺にてコンサートを行った。この時のライブ映像は、2012年1月にDVD "Running Through The Rain of Estrangement... Catching Pure Drops of Diamond Bliss" としてリリースされている。 2011年4月~5月、Your Favorite Enemiesは“The Rising Youth Of The Dragon Land”と称して中国ツアーを行った。MIDIやZEBRAフェスティバルに出演する中、様々な都市のクラブやライブハウスにてコンサートを行った。エイズ基金 (RED) への支援や、長年に渡りアムネスティ・インターナショナルのスポークスパーソンとして知られていたバンドは、“中国で最も物議を醸し出すバンド”と呼ばれることとなった。バンドはビルボードで“アーティスト・オブ・ザ・ウィーク”として特集され、複数のローカルメディア (The Beijinger, China.Org.Cn, This Town Touring, CNNGo, Shanghai Daily, Shanghai Global Times, GoChengdoo)や海外 (Billboard, ORANGE, La Presse) のマスメディアからも注目を受けた。 2011年6月28日、バンドはアルバム『Love Is A Promise Whispering Goodbye』のデラックス&リマスターバージョンを未発売曲やライブバージョン、限定ビデオを含めてリリースした。また、同時期にこのアルバムや、そのコンテキスト、コンテンツや意味などについてファンから寄せられた質問に答える形で10本のビデオインタビューシリーズも行った。
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