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FaultBinding クラス

操作結果として出力されるエラーメッセージの形式を指定します。このクラスは継承できません。

名前空間: System.Web.Services.Description
アセンブリ: System.Web.Services (system.web.services.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public NotInheritable Class
 FaultBinding
    Inherits MessageBinding

Visual Basic (使用法)

Dim instance As FaultBinding

public sealed class FaultBinding : MessageBinding

C++

public ref class FaultBinding sealed : public
 MessageBinding

public final class FaultBinding extends MessageBinding

JScript

public final class FaultBinding extends
 MessageBinding

解説

FaultBinding クラスは、<operation> 要素で囲まれた WSDL (Web Services Description Language) <fault> 要素に対応します。さらに、この要素は OperationBinding クラスに対応します。WSDL の詳細については、http://www.w3.org/TR/wsdl/ の仕様を参照してください。

使用例

FaultBinding クラスの一般的な使用例を次に示します。

Visual Basic

Dim myFaultBindingCollection As FaultBindingCollection
 = myOperationBinding.Faults
Dim myFaultBinding As New
 FaultBinding()
myFaultBinding.Name = "ErrorString"
' Associate SOAP fault binding to the fault binding of the operation.
myExtensions = myFaultBinding.Extensions
Dim mySoapFaultBinding As New
 SoapFaultBinding()
mySoapFaultBinding.Use = SoapBindingUse.Literal
mySoapFaultBinding.Namespace = "http://www.contoso.com/stockquote"
myExtensions.Add(mySoapFaultBinding)
myFaultBindingCollection.Add(myFaultBinding)

FaultBindingCollection myFaultBindingCollection = myOperationBinding.Faults;
FaultBinding myFaultBinding = new FaultBinding();
myFaultBinding.Name = "ErrorString";
// Associate SOAP fault binding to the fault binding of the operation.
myExtensions = myFaultBinding.Extensions;
SoapFaultBinding mySoapFaultBinding = new SoapFaultBinding();
mySoapFaultBinding.Use = SoapBindingUse.Literal;
mySoapFaultBinding.Namespace = "http://www.contoso.com/stockquote";
myExtensions.Add(mySoapFaultBinding);
myFaultBindingCollection.Add(myFaultBinding);

C++

FaultBindingCollection^ myFaultBindingCollection = myOperationBinding->Faults;
FaultBinding^ myFaultBinding = gcnew FaultBinding;
myFaultBinding->Name = "ErrorString";
// Associate SOAP fault binding to the fault binding of the operation.
myExtensions = myFaultBinding->Extensions;
SoapFaultBinding^ mySoapFaultBinding = gcnew SoapFaultBinding;
mySoapFaultBinding->Use = SoapBindingUse::Literal;
mySoapFaultBinding->Namespace = "http://www.contoso.com/stockquote";
myExtensions->Add( mySoapFaultBinding );
myFaultBindingCollection->Add( myFaultBinding );

FaultBindingCollection myFaultBindingCollection = 
    myOperationBinding.get_Faults();
FaultBinding myFaultBinding = new FaultBinding();
myFaultBinding.set_Name("ErrorString");

// Associate SOAP fault binding to the fault binding of the operation.
myExtensions = myFaultBinding.get_Extensions();
SoapFaultBinding mySoapFaultBinding = new SoapFaultBinding();

mySoapFaultBinding.set_Use(SoapBindingUse.Literal);
mySoapFaultBinding.set_Namespace("http://www.contoso.com/stockquote");
myExtensions.Add(mySoapFaultBinding);
myFaultBindingCollection.Add(myFaultBinding);

継承階層

System.Object
   System.Web.Services.Description.DocumentableItem
     System.Web.Services.Description.NamedItem
       System.Web.Services.Description.MessageBinding
        System.Web.Services.Description.FaultBinding

スレッドセーフ

この型の public static (Visual Basic では Shared) メンバはすべて、スレッドセーフです。インスタンスメンバの場合は、スレッドセーフであるとは限りません。

プラットフォーム

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1、1.0

参照

関連項目
FaultBinding メンバ
System.Web.Services.Description 名前空間

FaultBinding コンストラクタ

FaultBinding クラスの新しいインスタンスを初期化します。

名前空間: System.Web.Services.Description
アセンブリ: System.Web.Services (system.web.services.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Sub New

Visual Basic (使用法)

Dim instance As New FaultBinding

public FaultBinding ()

C++

public:
FaultBinding ()

public FaultBinding ()

JScript

public function FaultBinding ()

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework

サポート対象 : 2.0、1.1、1.0

参照

FaultBinding プロパティ

パブリックプロパティパブリックプロパティ

	名前	説明
	Documentation	DocumentableItem のインスタンスのテキストドキュメントを取得または設定します。 ( DocumentableItem から継承されます。)
	DocumentationElement	DocumentableItem のドキュメント要素を取得または設定します。 ( DocumentableItem から継承されます。)
	ExtensibleAttributes	Web Services Interoperability (WS-I) Basic Profile 1.1 に準拠する WSDL の属性の拡張機能を表す XmlAttribute 型の配列を取得または設定します。 ( DocumentableItem から継承されます。)
	Extensions	オーバーライドされます。現在の FaultBinding に関連付けられている機能拡張要素のコレクションを取得します。
	Name	項目の名前を取得または設定します。 ( NamedItem から継承されます。)
	Namespaces	ServiceDescription オブジェクトが生成されるときに名前空間プレフィックスと名前空間を保持するために使用する、名前空間プレフィックスと名前空間のディクショナリを取得または設定します。 ( DocumentableItem から継承されます。)
	OperationBinding	現在の MessageBinding がメンバとして含まれている OperationBinding を取得します。 ( MessageBinding から継承されます。)

参照

FaultBinding メソッド

パブリックメソッドパブリックメソッド

( プロテクトメソッドも参照)

	名前	説明
	Equals	オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 ( Object から継承されます。)
	GetHashCode	特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュアルゴリズムや、ハッシュテーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 ( Object から継承されます。)
	GetType	現在のインスタンスの Type を取得します。 ( Object から継承されます。)
	ReferenceEquals	指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 ( Object から継承されます。)
	ToString	現在の Object を表す String を返します。 ( Object から継承されます。)

プロテクトメソッド

	名前	説明
	Finalize	Object がガベージコレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 ( Object から継承されます。)
	MemberwiseClone	現在の Object の簡易コピーを作成します。 ( Object から継承されます。)

参照

FaultBinding メンバ

操作結果として出力されるエラーメッセージの形式を指定します。このクラスは継承できません。

FaultBinding データ型で公開されるメンバを以下の表に示します。

パブリックコンストラクタ

	名前	説明
	FaultBinding

パブリックプロパティ

	名前	説明
	Documentation	DocumentableItem のインスタンスのテキストドキュメントを取得または設定します。(DocumentableItem から継承されます。)
	DocumentationElement	DocumentableItem のドキュメント要素を取得または設定します。(DocumentableItem から継承されます。)
	ExtensibleAttributes	Web Services Interoperability (WS-I) Basic Profile 1.1 に準拠する WSDL の属性の拡張機能を表す XmlAttribute 型の配列を取得または設定します。(DocumentableItem から継承されます。)
	Extensions	オーバーライドされます。現在の FaultBinding に関連付けられている機能拡張要素のコレクションを取得します。
	Name	項目の名前を取得または設定します。(NamedItem から継承されます。)
	Namespaces	ServiceDescription オブジェクトが生成されるときに名前空間プレフィックスと名前空間を保持するために使用する、名前空間プレフィックスと名前空間のディクショナリを取得または設定します。(DocumentableItem から継承されます。)
	OperationBinding	現在の MessageBinding がメンバとして含まれている OperationBinding を取得します。(MessageBinding から継承されます。)

パブリックメソッド

( プロテクトメソッドも参照)

	名前	説明
	Equals	オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 (Object から継承されます。)
	GetHashCode	特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュアルゴリズムや、ハッシュテーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 (Object から継承されます。)
	GetType	現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。)
	ReferenceEquals	指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 (Object から継承されます。)
	ToString	現在の Object を表す String を返します。 (Object から継承されます。)

プロテクトメソッド

	名前	説明
	Finalize	Object がガベージコレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 (Object から継承されます。)
	MemberwiseClone	現在の Object の簡易コピーを作成します。 (Object から継承されます。)

参照

FaultBindingとは？わかりやすく解説

FaultBinding クラス

FaultBinding コンストラクタ

.NET Framework

関連項目

FaultBinding プロパティ

関連項目

FaultBinding メソッド

関連項目

FaultBinding メンバ

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「FaultBinding」の関連用語


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