FZR250(2KR)
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「ヤマハ・FZR250」の記事における「FZR250(2KR)」の解説
1986年12月発売。FZ250フェーザーをベースに前後17インチホイール化と先に登場したFZR400の流れを汲むクラス初の丸目2灯フルカウリング化され登場した。 カウリング : 耐久レーサーYZF750のイメージの丸目2灯のフルカウリングを採用。 エンジン : 最高出力:45ps/14,500rpm、最大トルク:2.5kg-m/11,500rpmとFZ250と同一ながら1,000rpm高回転の伸びを改良。 ACマグネットの大型化で発電能力の向上。デジタルイグナイター点火システムの採用。FAI(フレッシュエア・インテーク)の採用。 マフラー : エンジン特性に合わせてFZ250から変更。 ホイール : TZR250(1KT)と同じ前後17インチの中空スポークキャストホイールを採用。 フロントブレーキ : TZR250(1KT)と同じφ320mmの大径フローティングシングルディスク、4ポット対抗ピストンキャリパーを採用。 タイヤサイズ : フロント100/80-17 52H、リヤ120/80-17 61H。FZ250のSレンジからHレンジへスピードレンジを向上。 リアサスペンション:リアアームの長さ538mm→570mm、幅50mm→60mm。厚み2.0mm→1.6mmと剛性と軽量化を両立。 ホイル・トラベル:105mm→110mm。 ハンドル : アルミ鍛造セパレートハンドルを採用。 シート : レーシングイメージのセパレート式を採用。 メーター : RZ250R等で採用された3連メーターをベースにタコメーターが3,000rpmスタート、レッド17,000rpmとなる。 カラーリングはシルキーホワイトとシャイニーブラック。 1987年にはフロントフォークのイニシャル調整が追加され、カラーリングがエンタイサーブルーメタリックの限定車(2RF)が発売されている。
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FZR250(3HX)
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1988年発売。4ストローク250cc初となる排気デバイス機構EXUPを装備等の商品力向上が行われた。 エキゾースト : 排気デバイスのEXUPを搭載。特定回転域のトルクの低下を防ぎ、スムーズな加速を実現。 YZF750イメージのステンレスのオーバルサイレンサーを採用。 エンジン : バルブスプリングを改良。 リアサスペンション:FZR400(1WG)と同じボトムリンク機構、結合部にニードルベアリングを採用。 クッション・ストローク:40mm→50mm。ホイル・トラベル:110mm→120mm。 リアアームのクロスパイプのサイズアップを行い、横剛性、ねじり構成の向上。 フットレスト位置:2KRから上に6mmアップ。 ハンドル・グリップエンド : 表面処理を黒色メッキからサテン・メッキに変更。 足回りの改良で高速走行時の直進安定性と接地感が向上している。 排気デバイス機構搭載に伴い、ラジエーターの冷却水リカバリ・タンクの設計変更及び設置位置変更、エンジンのオイルパン形状が変更となっている。 カラーリングはシルキーホワイト/ファインレッドとウルシブラック/ソルトレイクシルバー。8月にシルキーホワイト/ダイナステイブルーを発売。 後に限定カラーのTECH21カラーのエンデュランスライトブルー(3HX3)とネスカフェアメリカーナカラーのマーブルシルバー(3HX2) の2種類が限定販売されている。
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