FZR400RR(3TJ/4DX)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/26 22:30 UTC 版)
「ヤマハ・FZR400」の記事における「FZR400RR(3TJ/4DX)」の解説
1989年12月発売。3TJ型(3TJ-1)。デザインを一新してFZR400RRとして登場。デルタボックスフレームは新設計になり、エンジンもシリンダの前傾が45度から35度に改められた新設計の物を搭載する。ホイールはこれまでの前17/後18インチの異径から、前後17インチに変更。それと相まってタイヤサイズも前110/後140から前120/後160と、太いサイズになっている。外見上の大きな点は、従来型の二灯式から一体化された二灯式プロジェクターランプ化された点。カラーはシルキーホワイト/アップルレッドと、ブラックゴールドの2色。 1990年 1月 クロスミッション、強化クラッチ、水冷式オイルクーラー、減衰力調整式フロントサスペンション、タンク別体式リアサスペンションなどを追加装備したSP(スポーツプロダクションレース)仕様(FZR400RR-SP、3TJ-2)が発売された。標準モデルと異なり、1名乗車となっている。カラーはシルキーホワイト/ファインレッドのみ。 1992年 イギリスおよびフランス向けにFZR400RR(4DX)が発売。馬力規制が無い為、66psのフルパワーとなっている。 エンジンはFZR400RRSPベースで車体はFZR400RRベースとなっている。ヘッドライト、テールランプは規制の違いで日本仕様と異なる。 1992年12月 FZR400RR-SPがFCRφ32キャブレターを装備し、ZR仕様タイヤを装備したモデルに変更(3TJ-6)。また、国内メーカーのエンジン出力の自主規制の関係で最大出力が53psになった。これより標準モデルは発売されず、SP仕様のみとなる。カラーはブルーイッシュホワイトカクテル1/ビビッドマゼンタカクテル1のみ。 1994年 2月 カラーリング変更した最終モデル。カラーはブルーイッシュホワイトカクテル1。
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