水冷式オイルクーラーとは? わかりやすく解説

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水冷式オイルクーラー

英語 water cooled oil cooler

エンジンオイル奪った熱を冷却水捨て最終的にラジエーターから大気中に放熱するオイル冷却装置オイルクーラー本体は、筒状ケーシングのなかに多数パイプ入っており、このなかに冷却水を通すタイプオイルを流すタイプがある。これらに対して空冷式オイルクーラーは、走行風が必要であるため停車中の放熱効果小さい。消防車のように、停車状態でエンジンフルパワー稼動する際には水冷式オイルクーラーが適している。レーシングカーにおいてはラジエーターだけでオイル冷却でき、空力特性向上させることができるため水冷式が多くなった。

参照 オイルクーラー
※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

水冷式オイルクーラー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/18 04:05 UTC 版)

オイルクーラー」の記事における「水冷式オイルクーラー」の解説

オイルクーラーには水冷式の物も存在する。これは空冷式同様の構造持ったクーラーコアをウォータージャケット覆ったもので、自動車の場合ラジエーター冷却されクーラントウォータージャケット流し込みオイルの熱を放散させる。 水冷式空冷式比べ熱効率優れるため、同じ放熱量比で空冷式より小型化出来メリットがある。また、クーラント温度以上に冷却がされないため、多く場合サーモスタット不要であり、油温一定に保つウォーマーとしての効果期待できる。 水冷式オイルクーラーには、オイルフィルター取り付け部の根本冷却水導入して冷却するタイプのものと、ラジエーターコア内部オイル経路設けて冷却を行うタイプがあり、前者はエンジンオイルクーラー、後者後述ATFクーラー利用される事が多い。 社外品においてはクーラーコアを独立式としたもの存在するこうした水冷式オイルクーラーはより大容量ウォータージャケット有していたり、より軽量化できるアルミニウムボディを持ったものが存在するプレジャーボートなどの小型船舶においてはクーラント代わりに船外海水淡水導入してより高い放熱効果を狙う場合もある。

※この「水冷式オイルクーラー」の解説は、「オイルクーラー」の解説の一部です。
「水冷式オイルクーラー」を含む「オイルクーラー」の記事については、「オイルクーラー」の概要を参照ください。

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