FZR400(3EN1)、FZR400R(3EN2)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/26 22:30 UTC 版)
「ヤマハ・FZR400」の記事における「FZR400(3EN1)、FZR400R(3EN2)」の解説
1988年発売。3EN1型。前モデルの限定車、2TK型並の装備を身にまとってマイナーチェンジ。新設計のエンジンを搭載。また、このモデルからEXUPが標準装備された。外観上の主な特徴はF.A.I(フレッシュ・エアー・インテーク)を導入。新鮮な空気をエンジンに送り込めるようになった。また、楕円型断面のステンレスマフラーを標準装備。 3EN1をベースに輸出仕様のFZR600が開発され、3EN1のアッバースカウル、サイドカウル等のデザインは1999年の最終型のFZR600まで使われ一番長寿のデザインとなる。 1989年にFZR400R(3EN2型)としてマイナーチェンジ。 デルタボックスフレームの技術を応用したデルタボックススイングアームが特徴である。 このモデルのスイングアームは、タイヤを脱着してもチェーン調整が不変となる後輪支持構造となっており、耐久レースでのタイヤ交換を考慮している。 初代FZR400からの特徴である「一見燃料タンクに見える場所にエアクリーナーボックスとコンパクトな燃料タンクを配し、その上をカバーで覆う構造」を継承しているが、磁石で固定するタンクバッグが使えるように改善されている。 外装(OW01似)と足回りを変更しフルモデルチェンジに近い内容だったが、半年ほどでFZR400RRが発売されてしまう。マフラーはアルミ外装真円断面。
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