FM補完中継局補足とは? わかりやすく解説

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FM補完中継局補足

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 14:36 UTC 版)

南海放送」の記事における「FM補完中継局補足」の解説

南海放送ラジオ局では県内6つ中波放送局(八幡浜局のみコールサインなしの中継局扱い)の周波数を1116KHzで統一しており、FM補完中継局においても、県内同一周波数放送できるように計画しているが、放送エリア隣接する2つ送信所から同じ周波数放送すると、エリア重複する地域電波干渉発生する可能性がある。 そこで、この問題解決させるために、FM補完放送本格開局前の2014年8月24日から、伊予市行道山松山テレビ親局新居浜市金子山の新居浜テレビ中継局敷地FM同期放送のための実験局開局し、本放送と同じ91.7MHzでAMラジオと同内容放送行ったこれまで広範囲渡って親局レベルにおいて、同じ周波数同期放送を行うFM局日本では皆無であるため、国内初の試みであるとともに周波数有効活用つなげられるとの期待寄せられている。その実験の結果目立った混信等の受信障害がなかったため、2015年3月21日高精度同期放送実施により、新居浜局を開局した。その実成果を基にして、大洲川之江四国中央市)にも同様の中継局補助金交付により整備する予定計画され2015年12月1日正式に本放送開始川之江同局初のワイドFM専用中継局(AMラジオ新居浜局のカバーエリア内である)となった。また宇和島八幡浜の両市のワイドFM中継局設置され2016年3月13日から本放送開始した。これによりカバーエリア県内80%以上となった川之江局は近接する新居浜局との、八幡浜局は宇和島大洲の2局との距離の兼ね合いから、新居浜松山大洲宇和島統一され周波数91.7MHzとは違う91.2MHzで送出行っている。 2018年8月1日には野村局が周波数91.7MHzで開局した。同局はもともと西予市野村町中心としたエリア難聴解消理由2018年開局予定準備進めていたが、平成30年7月豪雨西日本豪雨)によりこのエリア甚大な被害を受け、情報入手が困難となってしまった。このためラジオでの情報伝達行えるよう南海放送四国総合通信局早期開局要請通信局臨機措置として7月31日付で免許交付したことにより繰り上げ開局実現した物である。なお、被災地向け放送局として役目終えた後も、そのまま本来の目的である難聴解消のための補完局として運用継続されるになっている。 なお、中継局概ね松山道沿線において安定した受信出来るように置局されている。

※この「FM補完中継局補足」の解説は、「南海放送」の解説の一部です。
「FM補完中継局補足」を含む「南海放送」の記事については、「南海放送」の概要を参照ください。

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