exceptional
「exceptional」とは、例外な・異常な・並外れたということを意味する英語表現である。
「exceptional」とは・「exceptional」の意味
「exceptional」は主に「例外な」や「異常な」という意味を表す形容詞である。規則から外れた、普通でない様を表す際に用いられるが、「並外れた(すぐれた)」、「非凡の」という良い意味合いで用いられることも多い。副詞形は「exceptionally」で「例外として」、「異例に」、「並外れて」、「格別に」という意味で用いられる。例を挙げると「It happened quite exceptionally(全く異例の出来事であった)」「an exceptionally bad harvest(格別な不作)」といった表現になる。名詞形は「exception」で、「例外」や「異例」という意味で用いられる。例を挙げると「This is an exception to the rule(これは規則の例外です)」「make no exception(どんな別扱いもしない)」といった表現になる。「take exception(異を唱える)」のような形で「異議」や「不服」という意味合いで用いられる場合もある。
「exceptional」の発音・読み方
「exceptional」の発音記号は「iksépʃənl」である。カタカナで表記すると「イクセプシャナル」のような読み方をする。「tio(ʃə)」の部分は曖昧母音であり、「ア」と「オ」の中間のような音を発声するイメージとなる。「exceptional」の語源・由来
「exceptional」は、「exception」と「〜の(性質の)」や「〜に関する」という意味の形容詞を作る接尾辞の「-al」を合わせた語である。また、「exception」は「除く」「除外する」という意味の動詞「except」に動作や結果の意味を表す接尾辞の「-ion」を合わせた語である。「except」の語源はラテン語で「取り出した」という意味を表す「exceptus」である。「exceptional」の覚え方
「exceptional」は語の成り立ちからイメージを把握することが、意味を覚える方法として挙げられる。元となる動詞の「except」は「ex-(外へ)」と「cept(取る)」に分節でき、それらを合わせて「except(取り出す)」から「(例外として)取り出す」という意味合いを持つ語となっている。これは名詞の「exception」や副詞の「exceptionally」にも共通する意味の核であるため、これら関連表現と合わせて語のイメージを把握することも、意味を覚える手段のひとつとなる。「exceptional」の類語
「異常な」という意味を表す「abnormal」、「unusual」、「extraordinary」、「異例の」という意味を表す「special」「anobalous」が主な類語として挙げられる。「並外れた」や「非凡な」という意味合いでも用いられるため、「excellent(素晴らしい)」や「outstanding(傑出した)」も文脈によっては類義語として用いられる。「exceptional」の使い方・例文
「exceptional」は「例外的な」、「異常な」という意味合いで用いられることが多い。例を挙げると「It is highly exceptional for outsiders to be given such posts(部外者にそのようなポストが与えられるのはきわめて異例なことだ)」「an exceptional use of a word(言葉の例外的な使い方)」「under exceptional circumstances(例外的な事情の下では)」という表現になる。また、「Such warm weather is exceptional for February(こんな暖かい陽気は 2 月としては珍しい)」のように「珍しい」という意味や、「She held views on sexuality that were exceptional in that era(彼女の性に対する考えはその時代にしては特異なものだった)」のように「特異な」という意味で用いられることもある。
「並外れた」や「非凡な」という意味でもよく用いられる。例を挙げると「She's exceptional even by Oxford's standards(オックスフォード大学の基準に照らしてさえもきわめてすぐれている)」「She was delightfully exceptional in the group for her charm(彼女の魅力はグループの中でうれしいほど並はずれたものだった)」といった表現になる。
その他、たとえば「exceptional children(特殊児童)」のような形で、「(子供が能力優秀または心身の欠陥のため)特殊教育を必要とする」、あるいは「(精神や身体に障害を持つ)特殊な」という意味合いで用いられることもある。
「exceptional」の対義語
「異常な」の対義語である「正常な」や「通常の」という意味を表す「normal」、「ordinary」、「regular」が主な対義語として挙げられる。また、「並外れた」とは反対の意味を表す「commonplace(平凡な・ありふれた)」、「poor(粗末な・見劣りのする)」、「bad(下手な・まずい)」も対義語として挙げられる。
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