DOMMUNE FUKUSHIMA!(2011年-)
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「DOMMUNE」の記事における「DOMMUNE FUKUSHIMA!(2011年-)」の解説
東日本大震災後、福島県では大友良英、遠藤ミチロウ、和合亮一を代表とする団体「プロジェクトFUKUSHIMA!」が設立された。ジャンル横断的なアートプロジェクトとして、音楽フェスティバル、詩のワークショップ、勉強会、音楽配信などを通して福島の現状を知ってもらうのが目的だった。大友は、DOMMUNEを福島で展開する提案を宇川に打診し、宇川は賛同した。コミュニティFMの郡山コミュニティ放送(KOCOラジ)のスタジオを借りる協力も得て、サテライトスタジオの「DOMMUNE FUKUSHIMA!」の開局が決定し、局長は森彰一郎が務めた。 5月8日の記者会見でイベント「フェスティバルFUKUSHIMA!」の8月15日開催が発表され、同日にDOMMUNE FUKUSHIMA!の第1回配信が行われた。構成はDOMMUNEと同じく1部がトーク、2部がライブとなった。 DOMMUNE FUKUSHIMA!は、8月15日に開催されたイベント「フェスティバルFUKUSHIMA!」の中継を行なった。DOMMUNEは8月19日に別のイベント「FREEDOMMUNE」(後述)を控えていたため、宇川は東京から配信を確認しつつ福島チームに指示を出した。フェスティバル期間中や終了後、福島を会場としたプロジェクトFUKUSHIMA!が批判され、DOMMUNEや宇川個人も批判を受けた。プロジェクトFUKUSHIMA!の代表の1人だった遠藤ミチロウが死去した際には、2019年5月22日にDOMMUNEで追悼番組が配信された。
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DOMMUNE FUKUSHIMA!
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「プロジェクトFUKUSHIMA!」の記事における「DOMMUNE FUKUSHIMA!」の解説
情報発信を目的としたスタジオであるDOMMUNE FUKUSHIMA!は、東京でライブストリーミングをしているDOMMUNEのサテライトスタジオでもある。局長となる森彰一郎は郡山市在住で、1995年から福島県や宮城県でクラブパーティやライブを企画していた。大友からフェスティバルの企画を聞いたときに、森はフェスティバルではなくライブ配信を提案した。当時、森は郡山市で渋さ知らズオーケストラのライブ配信をUstreamで進めており、その利便性を知っていたのが理由だった。そこで大友は、Ustreamで配信していたDOMMUNEの主催・宇川に連絡をして協力が実現した。 当初は東京のスタジオから福島の情報を配信する案もあったが、福島からの発信でなければ東京のメディアと変わらないという指摘もあり、支局の開設となった。場所は郡山市のコミュニティFMであるKOCOラジの協力を得て、設立会見と同日の5月8日に第1回のライブ配信を行った。第1回の出演は、大友、和合の他に進行役として小川直人(せんだいメディアテーク)、ゲストに宇川、消しゴムはんこアーティストの浅野美紀、七尾旅人、レイ・ハラカミ、U-zhaanとなった。 フェスティバル当日のライブ配信も行い、福島テレビ、NHK、TBSなどが取材で撮影している各ステージの動画もスイッチングして配信した。途中で雨に見舞われたり、アクセスの集中で落ちたサーバーを復旧するなどのハプニングも起きた。フェスティバルの終了後も、福島からの情報を伝えるメディアとして活動している。
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