フェスティバルFUKUSHIMA!
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「プロジェクトFUKUSHIMA!」の記事における「フェスティバルFUKUSHIMA!」の解説
音楽イベント「フェスティバルFUKUSHIMA!」は、当初の予定通り8月15日に開催された。会場は福島市の公園施設である四季の里と、福島県あづま総合運動公園内の野球場であるあづま球場の2箇所となった。入場無料のイベントで、県内外からミュージシャンや観客が集まった。動員はのべ13000人、ライブ配信のビューワーはのべ25万人となり、震災後の福島県での音楽イベントとしては最大規模となった。 ステージは、ウォーターステージ、サブステージ、フラワーステージ、スタジアムステージがあった。プロ・アマを問わずに公募でメンバーを集めたアンサンブル「オーケストラFUKUSHIMA! 」の演奏も行われた。大友は、ミュージシャンではない参加者と音楽を作ることをそれまでにも行なってきており、フェスティバルでも実現した。 2012年は、8月15日から26日にかけて開催された。オープニングイベントのFlag Across Bordersは駅前通りを会場として、大風呂敷から作った旗と、オーケストラFUKUSHIMA!による演奏を行った。クロージングイベントは東京のサントリーホールと配信で結び、大友が作曲したジョン・ケージの追悼曲「マッシュルーム・レクイエム」を同時に演奏した。 2013年からは、盆踊り(後述)が取り入れられた。オリジナルの「ええじゃないか音頭」が作曲され、生バンドによる演奏と、大風呂敷を会場に用いた演出で盆踊りを行い、フェスティバルの恒例となった。同年には、大友が音楽を手がけたNHKの連続テレビ小説『あまちゃん』をきっかけに結成された「あまちゃんスペシャルビッグバンド」も参加するようになった。また、県外のイベントへの参加も始まった(後述)。
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