CB400SF-K(教習車仕様)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 02:22 UTC 版)
「ホンダ・CB400スーパーフォア」の記事における「CB400SF-K(教習車仕様)」の解説
乗りやすいとの評価が高く、NC31モデルとNC39モデルを元に製造された車体が自動車教習所で広く採用されている。教習車として使われるCB400SFはNC39の外装のものでもHYPER VTECを採用していないモデルが存在する。これはHYPER VTECのバルブ切り替え時に挙動が変化する事が教習には不向きであるためと思われる。また、馬力・トルクも大幅にダウンされ、どの回転数からでも均等のパワーが出るように改良されている。市販車からの変更点としては次のような点があげられる。 NC31ベース外装 走行状況表示ランプ装備 大型エンジンガード・マフラーガード装備 リアショックのリザーバータンク撤去 マフラー変更(メッキ→黒塗装) メーターリング変更(メッキ→黒) ライト変更(⌀180 ハロゲンライト→小径の普通のバルブ式に) シート変更(ローシート装着) ライトスイッチ装備(所内走行のため) Hiビームのランプがメータに装備されず、ハンドルバーに後付けされる形式。 水温計を装備。 機構 リアスプロケット変更(42 T → 45 T) エンジン機構デチューン(常時2バルブ作動) エンジン馬力デチューン(53 PS → 38 PS) エンジントルクデチューン(3.9 kg·m → 3.3 kg·m) 最高回転数:12500 rpm NC39ベース外装 NC31時代の外装・マフラー・エンジン外見をNC39ベースの外装に変更 Fタイヤ110/70、Rタイヤサイズも140/70のまま メーター内にHiビームのランプが装備される。 水温計を廃止、代わりに燃料計を装備した。 機構 エンジンはNC39ベースであるが、教習車専用のカムシャフトを使用しVTECをキャンセル。常時2バルブのみ駆動。 最高回転数は10500 rpmまでに引き下げ NC42ベース 基本はNC39ベースと同様、NC31の前後ホイール、スイングアーム、Fフォーク等がNC42フレームに付いている。 エンジンはNC42E。エンジンの外見も同じ。 外装はNC39のまま。小物部品も同様。 NC42Eの変更に伴いPGM-FIを搭載 キャタライザー異常加熱警告灯がハンドルバーに装着される。 メーターを見る限り、VTECは外されていない模様[なぜ?]。レッドゾーンは13000 rpmから(6300 rpmくらいから目盛り幅が変わる)
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