CASSHERN
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『CASSHERN』(キャシャーン)は、2004年公開の日本映画。1973年から1974年にフジテレビ系列で放送された、タツノコプロによるテレビアニメ『新造人間キャシャーン』を原作とする実写映画である。
注釈
- ^ 新造人間の屋内逃亡シーンと戦場シーンの一部は廃工場ロケ。
- ^ 通常の映画では助監督は2人 - 4人だが、本作品では6-7人がクレジットされている。
- ^ 本編では、目を閉じたまま出てくるテイクが使用されている。
- ^ 名前の由来は原作である旧アニメ版に登場したアンドロイド「サグレー」だが、女性という設定は『キャシャーン』に登場した女性型アンドロイド「サグリア」を継承している。
- ^ 彼らが人間へ宣戦布告して以後、人間側も彼らを「新造人間」と呼称するようになる。
- ^ ブライキング・ボスは戦死した鉄也の霊体と対峙たときそれを視認しており、霊視能力を有していると見られる描写がある。他の新造人間にも同じ能力があるのかは不明。また、ブライキング・ボス、バラシン、サグレーは、言葉を発することが出来ないアクボーンが何を伝えているのかを明確に理解しており、特殊な意思疎通が可能である。
- ^ 上条ミキオの演説によると、彼の母親もこの民族のテロにより死亡したとされる。
- ^ 民族優位主義政策を掲げる大亜細亜連邦共和国においてオリジナル・ヒューマン理論は異端視されていて、オリジナル・ヒューマンという言葉を口にしただけで異端者とみなされることを示唆するような内容の台詞が序盤の東と内藤の会話にある。
- ^ 鉄也はブライキング・ボスとの闘いに破れ、その後に流れ着いた土地でキャシャーンの像を見たとき、ここが以前に自分が襲撃と虐殺を行った第七管区であることを知り、罪の意識が蘇り動揺する。
- ^ ヘルメットは劇中でラックに収められている状態で登場するが、鉄也とサグレーとの戦闘の衝撃により装備されないまま破壊される。また、上月博士の研究論文にも、このヘルメットを装備したボディスーツの図が描かれている。いずれもそのデザインは「新造人間キャシャーン」におけるキャシャーンのそれに極めて似たものである。
- ^ 稲妻の不死のエネルギーはその後も拡大し、新造人間との最終決戦にて戦死した多くの兵士や、東博士に射殺されたルナまでも生き返っている。だが、ブライキング・ボスやミドリ、東博士、上条幹雄、内藤は生き返れず、理由は不明。
- ^ 旧アニメ版および1993年OVA版では「東みどり」。
- ^ エキストラとして特別出演。
- ^ 納谷は旧アニメ版でもオープニングナレーションを担当していた。
- ^ この放送では、本編のラスト数分にエンディングテーマが被っており、登場人物の台詞が聴き取れなくなっている。
- ^ これがハリウッド関係者の目に止まり、紀里谷はハリウッドのエージェンシーと契約を果たした。
出典
- ^ 2004年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟
- ^ a b 「巻末とじこみ付録 宇宙船 DATA BOOK 2005」『宇宙船』Vol.118(2005年5月号)、朝日ソノラマ、2005年5月1日、147頁、雑誌コード:01843-05。
- ^ “宇多田も参加?「CASSHERN」記者会見 : 映画ニュース - 映画.com” (2003年9月9日). 2018年6月29日閲覧。
- ^ 映画パンフレット「プロダクション・ノート」
- ^ 紀里谷和明、バラエティー番組出演のワケ - NewsCafe
- ^ 宮迫、紀里谷監督に激怒の過去告白 泥水での撮影で眼病「ド突いてやろう」 : スポーツ報知[リンク切れ]
- ^ ※『再生医学』参照。
- ^ 取材・文 神武団四郎「INTERVIEW 特殊メイク・特殊造形・キャラクターデザイナー 百武朋」『別冊映画秘宝 特撮秘宝』vol.3、洋泉社、2016年3月13日、pp.154-156、ISBN 978-4-8003-0865-8。
- ^ DVD3巻「コンセプチャルデザインギャラリー」-「プロダクションデザイン集1」
- ^ “庵野秀明 映画監督 / 紀里谷和明 映画監督”. ぴあ関西版WEB. (2004年4月19日) 2024年5月25日閲覧。
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