BSフジ独自制作版
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「BSフジ競馬中継」の記事における「BSフジ独自制作版」の解説
この放送枠でかつて放送されていた『競馬大王』の内容をある程度引継ぎ放送されている、非常に強いオリジナリティを持った番組。通称「BSオリジナルバージョン」あるいは「元・競馬大王」。自場のパドックは独自映像・音声で、レースに関しては地上波と同一のものを使っていた(字幕スーパーに関しては一部独自)。 放送は2010年までは日本ダービー、七夕賞(福島開催)、天皇賞(秋)、ジャパンカップの4レースとFNS系地上波で競馬中継が放送できない日(例年FNSの日、F1日本グランプリ)の代替で行われた(FNSの日の地上波はその日の注目重賞1つを取り上げて、そのレースのみを長時間テレソン内で放送)。 ただし2011年以降は放送拡大の日程が異なっていた。 2011年は7月24日(函館記念)、10月9日(毎日王冠・京都大賞典)、天皇賞(秋)のほかにフェブラリーステークス、ヴィクトリアマイル、安田記念がBSフジ独自制作版になり、日本ダービー、七夕賞、ジャパンカップについては地上波再送信版での放送となった。 2012年はフェブラリーステークス、ヴィクトリアマイル、安田記念のほかに7月22日(アイビスサマーダッシュ・中京記念)、9月2日(新潟記念・小倉2歳ステークス)、10月7日(毎日王冠)がBSフジ独自制作版での放送となり、函館記念、天皇賞(秋)については地上波再送信版での放送となった。 基本放送時間は14:00 - 16:00であった。しかし、近年はF1グランプリ生中継により、以下の措置が取られた。 2006年10月8日(毎日王冠の時)はFNSに配慮しメインレースの時間が繰り下げられていた為、それにあわせて16:15までの放送となった。毎日王冠はBSフジへの裏送り、京都大賞典は地上波同時放送であったがBSでの放送時、レースタイトルの曲は差し替えられていた。 FNSの日と重なる場合は、重賞の有無にかかわらず当日開催される東日本地区の主場(新潟競馬場の場合が多い)から中継した。この時は、通常設けている解説者の出演なし(2007年の小倉記念など)というケースや地上波で中継しない関西・北海道のレースは日本中央競馬会(JRA)公式映像(グリーンチャンネルと同じもの、実況音声はラジオNIKKEI)が使われたりした。 BSオリジナルでの日本ダービーの日には、最終レースの目黒記念についての案内もしていた。 なお、2012年3月11日は地上波での放送がFNN報道特別番組(東日本大震災関連)放送のため休止(メインレースの地上波での放送もなし)となりBSフジのみでの放送となったが、この日はオリジナル版ではなく東日本地上波の『みんなのKEIBA』をベースにした内容(裏送り)で特別放送が行われた。 しかし、2012年12月23日にBSフジの事情により放送打ち切り。これにより、フジテレビ系列の番組を視聴できない地域では日曜日の15時台発走のレース(メインレースなど)を無料放送で視聴することが一部を除き不可能となった。なお、これまで通りFNSの日は通常形態での地上波放送が休止となるため、BSフジで上記と同じ『みんなのKEIBA』のフォーマットに沿った特別中継が行われている。ただし出演者は地上波のレギュラー放送とは一部異なるほか、関東主場以外はグリーンチャンネルと同じJRA公式映像となっていたりする。詳細はBSみんなのKEIBAを参照のこと。 終了から6年後の2018年10月14日の秋華賞当日、一部重賞競走施行日において『BSスーパーKEIBA』というタイトルでBSオリジナルでの競馬中継番組が復活放送された。(後述)
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