Any Time At Allとは? わかりやすく解説

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エニイ・タイム・アット・オール

(Any Time At All から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/24 12:59 UTC 版)

ビートルズ > 曲名リスト > エニイ・タイム・アット・オール
エニイ・タイム・アット・オール
ビートルズ楽曲
収録アルバムハード・デイズ・ナイト
英語名Any Time at All
リリース1964年7月10日
録音
ジャンルロック[1]
時間2分13秒
レーベルパーロフォン
作詞者レノン=マッカートニー
作曲者レノン=マッカートニー
プロデュースジョージ・マーティン
ハード・デイズ・ナイト 収録曲
キャント・バイ・ミー・ラヴ
(A-7)
エニイ・タイム・アット・オール
(B-1)
ぼくが泣く
(B-2)

エニイ・タイム・アット・オール」(Any Time at All)は、ビートルズの楽曲である。1964年に発表された3作目のイギリス盤公式オリジナル・アルバム『ハード・デイズ・ナイト』のB面1曲目に収録された。レノン=マッカートニー名義となっているが、主にジョン・レノンによって書かれた楽曲で、ミドルエイトのみポール・マッカートニーによって書かれた[2]

構成

「エニイ・タイム・アット・オール」は、当時ビートルズの楽曲の多くで見られる「ティーンエイジャーの恋愛」をテーマとした楽曲で、リンゴ・スターによるスネアドラムのスラップが2発入ったあと、レノンのボーカルに続く[1]

1980年のインタビューで、レノンは本作について「『イット・ウォント・ビー・ロング』と似た感じの曲。CからAマイナーをシャウトしてる」と語っている[3][4]

1988年4月8日にロンドンで開催されたサザビーズのオークションにおいて、レノンによる本作の手書きの歌詞が6,000ポンドで身元不明の一般人によって落札された。

レコーディング

本作のレコーディングは、1964年6月2日にEMIレコーディング・スタジオで行われた。スタジオに持ち込まれた当時は歌詞が未完成で[5]、この時にマッカートニーによってミドルエイトの歌詞が提案された。

サビにおいてタイトルが3回繰り返されるが、2回目の「Any Time At All」はレノンにとってキーが高いことから、マッカートニーが歌っている[6][7]

クレジット

※出典[8]

カバー・バージョン

  • ブルー・アッシュ英語版 - 1973年に発売されたアルバム『No More No Less』に収録[9]
  • C・B・ビクトリア英語版 - 1976年に発売されたアルバム『Dawning Day』に収録。
  • ニルス・ロフグレン英語版 - 1981年に発売されたアルバム『Night Fades Away』に収録[10]
  • オーパス英語版 - 1990年に発売されたアルバム『Magical Touch』に収録[11]
  • ドゥイージル・ザッパ英語版 - 1991年に発売されたアルバム『Confession』に収録[12]
  • オーケー・ゴー - 2012年に発売されたコンピレーション・アルバム『Twelve Days of OK Go』に収録。
  • ヴィッキ・ラブランド - 2012年に発売されたトリビュート・アルバム『Fried Glass Onions, Vol. 4: Memphis Loves the Beatles』に収録[13]
  • キャスパー・ベビーパンツ英語版 - 2013年に発売されたカバー・アルバム『Baby Beatles!』に収録[14]
  • ブライアン・アダムス - 2014年に発売されたアルバム『Tracks of My Years』に収録。
  • アリ・キャンベル英語版 - 2014年に発売されたアルバム『Silhouette』に収録[15]
  • ビートバグズ英語版 - 2016年に発売されたサウンドトラック盤『The Beat Bugs:Complete Season 2 [Music From the Netflix Original Series]』に収録[16]

脚注

出典

  1. ^ a b Esch, Jim. Any Time at All - The Beatles|Song Info - オールミュージック. 2024年1月24日閲覧。
  2. ^ Miles 1997, p. 164.
  3. ^ 『ジョン・レノンPlayboyインタビュー』集英社、1981年。ASIN B000J80BKM 
  4. ^ Sheff 2000, p. 195.
  5. ^ Lewisohn 1988, p. 44.
  6. ^ Pollack, Alan W.. “Pollack's Notes on "Any Time At All"”. https://www.icce.rug.nl/~soundscapes/DATABASES/AWP/ataa.shtml 2022年6月30日閲覧。 
  7. ^ ハード・デイズ・ナイト (楽曲解説). アップル・レコード. 2009. p. 9.
  8. ^ MacDonald 2005, p. 120.
  9. ^ Blue Ash - No More No Less (1973, Vinyl)”. Discogs. Zink Media, Inc.. 2020年5月11日閲覧。
  10. ^ Joe Viglione. Night Fades Away - Nils Lofgren|Songs, Reviews, Credits - オールミュージック. 2020年5月11日閲覧。
  11. ^ Any Time at All - Opus|Song Info - オールミュージック. 2020年5月11日閲覧。
  12. ^ Confessions - Dweezil Zappa|Songs, Reviews, Credits - オールミュージック. 2020年5月11日閲覧。
  13. ^ Steve Leggett. Silhouette: The Legendary Voice of UB40 - Ali Campbell|Songs, Reviews, Credits - オールミュージック. 2020年5月11日閲覧。
  14. ^ Baby Beatles! - Caspar Babypants|Songs, Reviews, Credits - オールミュージック. 2020年5月11日閲覧。
  15. ^ Silhouette: The Legendary Voice of UB40 - Ali Campbell|Songs, Reviews, Credits - オールミュージック. 2020年5月11日閲覧。
  16. ^ The Beat Bugs: Complete Season 2[Music From the Netflix Original Series]- Beat Bugs|Songs, Reviews, Credits - オールミュージック. 2020年5月11日閲覧。

参考文献

外部リンク


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