AnonymousIdentificationEventArgs クラス
メモ : このクラスは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。
AnonymousIdentification_Creating イベントのデータを提供します。このクラスは継承できません。
名前空間: System.Web.Security
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)
構文

AnonymousIdentificationEventArgs クラスは Creating イベントにイベント値を指定し、現在の要求に対するカスタムの Windows ID を指定できるようにするために使用されます。AnonymousIdentificationModule クラスの Creating イベントには、ASP.NET アプリケーションの Global.asax ファイルに、AnonymousIdentification_Creating というサブルーチンを指定することによってアクセスできます。
AnonymousIdentificationModule は、現在の HttpContext を使用して AnonymousIdentificationEventArgs オブジェクトを生成し、それを AnonymousIdentification_Creating イベントに渡します。
AnonymousIdentification_Creating イベントに渡した AnonymousIdentificationEventArgs オブジェクトの AnonymousId プロパティを使用して、匿名 ID をカスタム値に設定できます。AnonymousIdentification_Creating イベント時に AnonymousId プロパティに値を設定しなかった場合は、Guid が使用されます。
AnonymousIdentification_Creating イベントは、匿名 ID が Enabled の場合にだけ発生します。

AnonymousIdentification_Creating イベントを使用して、匿名 ID をカスタム値に設定するコード例を次に示します。


System.EventArgs
System.Web.Security.AnonymousIdentificationEventArgs


Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


AnonymousIdentificationEventArgs コンストラクタ
メモ : このコンストラクタは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。
AnonymousIdentificationEventArgs クラスの新しいインスタンスを初期化します。
名前空間: System.Web.Security
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)
構文

AnonymousIdentificationModule は、現在の HttpContext を使用して AnonymousIdentificationEventArgs オブジェクトを構築します。そして、AnonymousIdentificationEventArgs オブジェクトを AnonymousIdentification_Creating イベントに渡します。

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


AnonymousIdentificationEventArgs プロパティ
AnonymousIdentificationEventArgs メソッド
名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Equals | オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | GetHashCode | 特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 ( Object から継承されます。) |
![]() | GetType | 現在のインスタンスの Type を取得します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | ReferenceEquals | 指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | ToString | 現在の Object を表す String を返します。 ( Object から継承されます。) |

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Finalize | Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 ( Object から継承されます。) |
![]() | MemberwiseClone | 現在の Object の簡易コピーを作成します。 ( Object から継承されます。) |

AnonymousIdentificationEventArgs メンバ
AnonymousIdentification_Creating イベントのデータを提供します。このクラスは継承できません。
AnonymousIdentificationEventArgs データ型で公開されるメンバを以下の表に示します。



名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Equals | オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 (Object から継承されます。) |
![]() | GetHashCode | 特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 (Object から継承されます。) |
![]() | GetType | 現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。) |
![]() | ReferenceEquals | 指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 (Object から継承されます。) |
![]() | ToString | 現在の Object を表す String を返します。 (Object から継承されます。) |

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Finalize | Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 (Object から継承されます。) |
![]() | MemberwiseClone | 現在の Object の簡易コピーを作成します。 (Object から継承されます。) |

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