901・701系の運用などとは? わかりやすく解説

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901・701系の運用など

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/21 04:55 UTC 版)

阪神701形電車」の記事における「901・701系の運用など」の解説

901形は、当初601形や1001形とともに新鋭の半鋼製車として、2両連結本線の普通運用に充当されることもあった。しかし、加速高速性能がこれらの形式比べると劣ることから、1101系各形式増備されると、当初の予定通り単行または2連で伝法線尼崎海岸線専属的に使用された。1940年には881形増備に伴い901形から701形への改番実施した戦時中大半車両事故故障、あるいは新設軌道線の他形式部品供出して、休車状態で尼崎車庫留置されていた。戦後しばらくして部品供給円滑になる復旧工事開始され復旧かなりの時間経費要する判断され704,705,710の3両以外は運用復帰することができた。また、1948年車内など焼損した703も翌1949年ベンチレーターガーランド型に換装されて復旧した。 しかし、1954年の3011形の登場以降10両の少数派であり、非貫通式の両運転台車で加速高速性能悪く他形式と共通運用の組めない本形式使い勝手が悪いことから真っ先置き換え対象車となり、同年長期休車704,705,710の3両が廃車され、709救援車代用とされた。残った6両は大型車登場に伴いドア部分安全確保のために張り出し式のステップ取り付けたが、尼崎海岸線運用にも充当されることもあることから、後に着脱式のステップ換装された。 その後もしばらく他形式混じって伝法線尼崎海岸線運用されていたが、1958年赤胴車3501形とジェットカー試作車である5001形が新製投入されたことと、新設軌道線の輸送力増強運用合理化のために武庫川線及び尼崎海岸線に「金魚鉢」こと併用軌道線の71形を投入することによって、701形はこれらの車両によって置き換えられることとなり、同年12月701,703,706,708の4両が、翌1959年5月702,707の2両が廃車され、営業用の701形は形式消滅した救援車代用残った709車体706ないしは708のものに振り替えられて同年正式に救援車となり、座席や窓の保護棒、ドアステップドアエンジンなどを撤去して車内ジャッキなどの必要資材搭載した正式な救援車になってからも709尼崎車庫構内待機していたが、モーターがこの形式だけのGE-90Aだったことから1101形のGE-203Pに換装する計画立てられたものの、結局は1121形1136を救援車110(2代目)改造することになり、余剰となった7091961年8月廃車701形は完全に消滅した

※この「901・701系の運用など」の解説は、「阪神701形電車」の解説の一部です。
「901・701系の運用など」を含む「阪神701形電車」の記事については、「阪神701形電車」の概要を参照ください。

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