4号機「イージス・レイヴン」
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「ブレイズ・レイヴン (フルメタル・パニック!)」の記事における「4号機「イージス・レイヴン」」の解説
機体諸元イージス・レイヴン 全高 8.6m 重量 9.8t(乾燥重量)14.2t(基本装備時) 最大作戦行動時間 85時間 最高自走速度 145km/h180km/h以上(瞬間) 最高跳躍高 35m 固定武装 NEC 一二式 近接戦闘システム加藤製作所 KC-1500 多目的クロー 基本携帯火器 東芝 10式単分子カッターエリコン GEF-B 40㎜ライフルGE GAU-8/S 30㎜ガトリング砲 搭乗者 三条菊乃 レイヴンの余裕あるペイロードを全て防御特化に振り向けた換装ユニットで、ASサイズのアクティブ防御システムと追加装甲により盾の名に相応しい防御性能を発揮する機体。7巻で菊乃が使用し、アデリーナの2号機と共闘した。コンセプト的にはM9アーマードに近い。肩と腰の装甲のボリュームアップにより、ブレイズ・レイヴンより一回りも二回りも太い外観に仕上がっている。 歩兵による不意打ち対処を重視したM9アーマードと違って対AS戦も考慮された機体で、マッスルパッケージとコンデンサを全て入れ替えてあるため瞬間的に大きな瞬発力を出せる仕様となっている。このためカタログスペック上は第二世代ASよりマシといった程度の機動性だが、瞬間的には第三世代ASクラスの動きが可能で、戦場でこれらのASを相手にしても同等以上に戦える。アクティブ防御システムはハードキル型で、飛翔する砲弾やミサイルに対して両肩のリボルバー型発射機から散弾を搭載した飛翔体を射出して迎撃する。背中のコンテナに様々な兵装を収納でき、両腰のスカート状装甲内部に装備された2本の副腕を用いることで自在に兵装を切り替えることが可能。この副腕は単なる補助システムではなく、そのまま腕としても使用できる。重装甲と高出力リアクターによる瞬発力に加えて、副腕使用による兵装の換装といった点はRk-02セプターに性質が似ている。現在登場している兵装は10式単分子カッター・大口径ガトリング砲・機関砲内蔵の格闘用クローで、副腕含めた腕4本にそれぞれを装備した戦闘形態で戦っている。 このユニットもアジャイル・スラスタと同じくTAROSを副腕の思考制御に用いており、十全に能力を発揮するには適正と扱いに慣れたパイロットが必要。その点でも性質の近いRk-02に乗り慣れた菊乃は相性が良かった。8巻では両腕は腕組みしたまま副腕のみを使った射撃も披露しており、適正のないアデリーナでは4号機で同じことをしてもまともに的に当てられなかったにもかかわらず、菊乃は非常に高い命中値を叩き出していた。
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