3代目 L70S系(1985年 - 1989年)
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「ダイハツ・クオーレ」の記事における「3代目 L70S系(1985年 - 1989年)」の解説
1985年にフルモデルチェンジを受け直列3気筒SOHCエンジン(34馬力)とインタークーラーターボエンジン(52馬力)が搭載される。この時からミラは商用版の姉妹車としてラインアップされるようになる。販売に関しては、一部税金免除がある商用車であるミラに主役の座を奪われてしまう。グレードは3ドア車にTA/TC/TC-X。5ドア車にCA/CG/CX/ターボCR。初期のクオーレは3ドアTC-Xと5ドアターボCR以外は前輪ブレーキはドラムブレーキでタイヤは10インチバイアスタイヤであった。AT車の設定も3ドアTC、5ドアCG/CXとミラに比べると少なかった。 1986年4月 ミラとの差別化の意味で内装面を大幅に高級化した最上級モデルの「グラン」が追加される。このグレードは12インチラジアルタイヤ・リモコンドアミラー・フロントディスクブレーキを標準装備。4/5速MTと2速ATがチョイスできた。 1987年8月 マイナーチェンジ/フェイスリフトが行われる。 1987年9月 姉妹車のミラと共に、ダイハツ創立80周年を記念してエアコン付特別限定車「コティ80」が発売される。 1988年3月 パルコとのタイアップによる特別仕様車「パルコ」発売。「パルコ」仕様は同時にミラにも設定され、その後オプティ(初代)・ムーヴ(2代目)・YRVにも設定される。 1988年10月 一部変更。AT車が3速AT化、および安全装置を標準装備。5ドアCXと3ドアTCにフロントディスクブレーキと12インチラジアルタイヤが装着される。3ドアTC-XはTCに合流される形で廃止。 1989年4月、税制度改正で物品税の廃止と同時に消費税が導入され商用車の利点が減ったことで「クオーレ」のネームをすでに軽自動車の代名詞となっていた「ミラ」に統一することとなった。これにより日本国内でのクオーレの名称は12年の歴史に幕を閉じた。 この最後のマイナーチェンジで、3ドアセダンにもターボTRを追加。なお、セダンモデルのターボ車には最後までAT車の設定はなかった。
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