2018年沖縄県知事選挙・宜野湾市長選挙
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 03:11 UTC 版)
「オール沖縄」の記事における「2018年沖縄県知事選挙・宜野湾市長選挙」の解説
詳細は「2018年沖縄県知事選挙」を参照 2018年12月14日の翁長雄志知事任期満了に伴い、11月1日公示、11月18日投開票という選挙執行日程を6月22日に発表していた。しかし、任期満了前の8月8日に翁長が死去したため、9月12日に公職選挙法の規定に従い職務代理者である謝花喜一郎副知事が県選挙管理委員会に死去を通知し、翌13日に県選挙管理委員会は知事選の日程を「9月13日告示・30日投開票」とすることを改めて決めた。 候補者として当初は、副知事の謝花喜一郎、参議院議員糸数慶子、那覇市長城間幹子らの名前が報じられていた。 8月17日午前の時点で県議会与党や労働組合などでつくる「調整会議」は呉屋守將金秀グループ会長、謝花喜一郎副知事、赤嶺昇県議会副議長らを軸に最終的な候補者調整に入ったが、17日夜には翁長が生前に呉屋と玉城デニー衆議院議員を後継指名していたことが判明。両氏は18日までに出馬を固辞していたが、「調整会議」は19日夜に両氏のどちらかの擁立を目指すことを全会一致で決定し、玉城が出馬を検討する意向を表明した。21日に県政与党の会派おきなわが翁長の後継指名に関わる音声を聞かせるよう求めたが、新里米吉議長は公開を拒否し、会派おきなわは音声が公開されない場合はオール沖縄から離脱することを示唆した。しかし、会派おきなわの対応は支持者らから強い批判を受けたため、23日には音声に関係なく玉城を支援すると方針転換し、同日「調整会議」は、オール沖縄側の候補に玉城を擁立することを全会一致で決め、沖縄市内で本人に出馬を正式に要請した。上記の翁長の音声を巡る問題などから玉城は支援体制を確認するため出馬表明を2度延期し、最終的に8月29日に出馬を表明した。 選挙戦の末、玉城は過去最多となる約39万票を獲得。自民・公明など政府与党推薦候補である前宜野湾市長の佐喜眞淳を8万票を超える大差で破り当選を果たした。 一方、佐喜真の辞職に伴い同日に実施された宜野湾市長選挙では、佐喜真の後継指名を受け出馬した、自民・公明・維新が推薦する副市長の松川正則が、前県高校PTA連合会長で、オール沖縄系の仲西春雅を破り、初当選した。
※この「2018年沖縄県知事選挙・宜野湾市長選挙」の解説は、「オール沖縄」の解説の一部です。
「2018年沖縄県知事選挙・宜野湾市長選挙」を含む「オール沖縄」の記事については、「オール沖縄」の概要を参照ください。
- 2018年沖縄県知事選挙宜野湾市長選挙のページへのリンク