2018年理事選落選
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 10:01 UTC 版)
理事解任されたものの、翌月に控えていた理事選の立候補は認められていた為、1月場所後の2月1日に立候補した。 貴乃花一門の親方衆は同一門の12代阿武松の擁立で一本化し、貴乃花に1期限定の出馬辞退を迫った。しかし貴乃花は拒否している。出馬を見送れば役員待遇に留まれたが、貴乃花が出馬を見送れば定員10人の立候補で理事選が無投票となる見通しであった。貴乃花は事前調整による無投票での理事選出を何よりも嫌っており、これまで一門外からの支持票を得て4度の選挙で当選した実績もあったため、自身が立候補して投票により信を問う形に持ち込んだと見られる。しかし、翌2日に行われた投票では2票に留まり落選。同じ貴乃花一門から立候補した12代阿武松は8票で当選した。 公益法人移行前の旧法人時代からの理事選挙を含めれば理事に立候補して落選したのは8人目だが、元横綱が落選したのは2014年の13代九重(第58代横綱・千代の富士)以来2人目、共に自他共に認める一時代を築いた大横綱で、現役時代の実績が理事への得票には反映されないという皮肉な結果となった。
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