2012年9月まで(OpenMG時代)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/08 02:45 UTC 版)
「mora」の記事における「2012年9月まで(OpenMG時代)」の解説
2004年3月の開始当初から2012年9月までは、レーベルゲートCD2のファイル音源再生に使用されていた、ソニーのOpenMG Xを採用した「レーベルゲートMQ」方式を使用し、楽曲フォーマットはATRAC3 / ATRAC3plus、ビットレートは132kbpsが中心であった。 このOpenMG XとATRACフォーマットによる楽曲ファイルの利用には制約が多く、x-アプリ(以前のSonicStage等も含む)などの専用ソフトウェアをインストールしたWindows PCとソニーのウォークマン(2007年以降の海外向け機種(型番の頭がNWZ-)及び国内向けの一部機種(型番の頭がNWD-)を除く)を中心とした一部の機器(詳しくはATRAC Audio Deviceを参照)の組み合わせでしか利用できなかった。2012年3月29日をもってサービスを終了したmora winについてもほぼ同様で、Microsoft Windows PCと対応する携帯電話/スマートフォン数機種でしか利用できなかった。仕様上、macOSやiOSには非対応だったため、iPod、iPhone、iPadでは利用不可能だった。 レーベルゲートCD2の撤廃以降も、OpenMG XとATRACフォーマットによる楽曲ファイルでの配信を引き続き行なってきたが、前述の所属アーティスト楽曲のmora独占配信も相まって、ユーザー側やアーティスト側には不評だった。 さらに、2010年前後を境にスマートフォンが普及し、ウォークマンにドラッグ&ドロップ転送システムが採用されたこともあり、配信サービスの見直しを余儀なくされ、2012年のリニューアル時よりOpenMG XとATRACフォーマットによる楽曲ファイルでの配信終了とAACでの楽曲配信が開始された。 ただし、AAC採用の動きは着うたを開始した当初から見られ、2010年4月からAndroidスマートフォン専用サービス「mora touch」を開始した際は、AAC 128kbpsを採用していた。2012年10月のリニューアルでmoraと統合された。
※この「2012年9月まで(OpenMG時代)」の解説は、「mora」の解説の一部です。
「2012年9月まで(OpenMG時代)」を含む「mora」の記事については、「mora」の概要を参照ください。
「2012年9月まで」に関係したコラム
-
株365で取引可能な日経225証拠金取引、DAX証拠金取引、FTSE100証拠金取引、FTSE中国25証拠金取引の4銘柄とニューヨーク市場の相場とはどのような関係にあるでしょうか。下の図は、株365の...
-
株365のFTSE中国25証拠金取引と為替相場とはどのような関係にあるでしょうか。ここでは、FTSE中国25証拠金取引の値動きのもととなるFTSE中国25に似た動きをするハンセン指数と主要通貨のチャー...
-
株365の日経225証拠金取引と為替相場とはどのような関係にあるでしょうか。ここでは、日経225証拠金取引の値動きのもととなる日経平均株価(日経225)と主要通貨のチャートを見比べてみます。次の図は、...
-
株365のDAX証拠金取引と為替相場とはどのような関係にあるでしょうか。ここでは、DAX証拠金取引の値動きのもととなるDAX30と主要通貨のチャートを見比べてみます。次の図は、DAX30の価格をチャー...
- 2012年9月までのページへのリンク