2008-2012シーズン
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「マイケル・キャリック」の記事における「2008-2012シーズン」の解説
2008-09シーズンは開幕戦でニューカッスル・ユナイテッドをホームに迎えたが、キャリックは足首を負傷し25分で交代を余儀なくされた。3週間チームを離脱することになり、8月29日に行われるUEFAスーパーカップは欠場することになった。9月21日に行われたリヴァプール戦で復帰したが、ヨッシ・ベナユンのタックルを受けハーフタイムに交代した。3日後に足を骨折しており、6週間チームを離脱することが発表された。11月1日に行われたハル・シティ戦でシーズン初ゴールを記録し、2009年5月13日に行われ2-1で勝利したウィガン・アスレティック戦ではカルロス・テベスのゴールをアシストし、自身もゴールを決めた。このゴールはユナイテッド加入後に初めてアウェイの試合で決めたゴールであった。チームは18度目のリーグタイトルを獲得し、キャリックはユナイテッド加入後3シーズン連続でリーグ優勝を経験することになった。チャンピオンズリーグでも2シーズン連続で決勝に進出したが、バルセロナに敗れ、キャリックは自身のキャリアを通して最悪の敗戦だったと話した。「試合はただ目の前を通過するようで、何もできないまま終わった。試合全体を見て異なる印象を抱くようであれば、それはこの試合とは別のものだと思う。」。 2009-10シーズンはVfLヴォルフスブルク戦でシーズン初ゴールを挙げ、2ヶ月後に行われたエヴァトン戦でリーグ戦での初ゴールを記録した。ディフェンスラインに欠場者が多く、ギャリー・ネヴィルが途中交代したウェストハム・ユナイテッド戦でキャリックはセンターバックを務め、4-0の勝利に貢献した。キャリアを通してディフェンダーを務めたことはなかったが、アレックス・ファーガソンはキャリックのプレイを賞賛した。12月8日に行われたヴォルフスブルク戦ではパトリス・エヴラ、ダレン・フレッチャーと3バックを構成し、再びディフェンダーとしてプレイすることになったが、チームは3-1で勝利した。2010年1月25日に行われたリーグカップのマンチェスター・シティ戦ではキャリア初となるリーグカップでのゴールを記録した。2月6日に行われたポーツマス戦のゴールは一度リチャード・ヒューズのオウンゴールと判定されたが、試合後に行われた委員会の審議によりキャリックのゴールに変更された。2月16日にサン・シーロで行われたACミラン戦ではアディショナルタムにアレシャンドレ・パトに抜かれたパトリス・エヴラをフォローしたが、2枚目のイエローカードを提示されキャリアで初めてとなる退場処分を受けた。チームは2シーズン連続でリーグカップのタイトルを獲得し、キャリック自身も初めて決勝戦に出場したが、リーグ戦ではチェルシーに1ポイント届かず、ユナイテッドに加入後初めてリーグタイトルを逃す結果となった。 2010年8月6日、プレシーズンマッチのリーグ・オブ・アイルランド選抜との試合で負傷した足首の影響により、キャリックは2010-11シーズンの開幕戦には間に合わないとの発表がなされたが、2日後に行われたコミュニティ・シールドにスターティングメンバーとして出場し79分間プレイした。ファーガソンは、「彼は昨日戻ってきた。もう大丈夫だと言い練習に参加して、試合に出場したいと言ったのだ。」と話した。2011年3月3日に新たに3年間の契約を結び、4月6日に行われたチャンピオンズリーグのチェルシー戦ではキャリックのパスからウェイン・ルーニーのゴールが生まれ、試合後にはパフォーマンスが賞賛を集めた。 2011-12シーズンもプレシーズンの試合で負った怪我の影響で欠場すると言われていたが、コミュニティ・シールドの試合にスターティングメンバーとして名を連ねた。12月18日に行われたQPR戦でシーズン初ゴールを挙げ、マン・オブ・ザ・マッチに選ばれた。2012年1月8日にユナイテッドでの公式戦250試合出場を達成し、2月16日に行われたヨーロッパリーグのアヤックス戦ではキャリア通算500試合出場を達成した。
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