2007 Qatar motorcycle Grand Prix

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2007年のカタールグランプリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2019/10/27 03:24 UTC 版)

  2007年のカタールグランプリ

レース詳細
2007年のロードレース世界選手権 全18戦中第1戦
決勝日	2007年3月10日
開催地	ロサイル・サーキット
開催コース	常設サーキット 5.380km
MotoGP
ポールポジション ファステストラップ バレンティーノ・ロッシ ケーシー・ストーナー 1:55.002 1:56.528 表彰台 1. ケーシー・ストーナー 2. バレンティーノ・ロッシ 3. ダニ・ペドロサ
250 cc
ポールポジション ファステストラップ ホルヘ・ロレンソ アレックス・デ・アンジェリス 1:59.432 2:00.121 表彰台 1. ホルヘ・ロレンソ 2. アレックス・デ・アンジェリス 3. エクトル・バルベラ
125 cc
ポールポジション ファステストラップ ガボール・タルマクシ ガボール・タルマクシ 2:06.011 2:06.267 表彰台 1. エクトル・ファウベル 2. ガボール・タルマクシ 3. ルーカス・ペセック

2007年のカタールグランプリは、ロードレース世界選手権の2007年シーズン開幕戦として、3月8日から10日までカタール・ドーハのロサイル・インターナショナル・サーキットで開催された。同GPの昼間の開催はこの年までで、翌シーズンからは照明灯を使用したナイトレースに移行している。

概要

125ccクラス決勝は、アプリリアの2007年型最新マシンのRSA125を駆るチーム・アスパーのエクトル・ファウベルが、チームメイトで旧式のRSW125を駆るガボール・タルマクシとのバトルを僅差で制して開幕戦の勝者となった。ファウベルはノートラブルだったが、同じRSAを使うセルヒオ・ガデアやマティア・パシーニはマシントラブルでリタイヤとなった。

250ccクラスではディフェンディング・チャンピオンのホルヘ・ロレンソが他を寄せ付けない強さを見せてポール・トゥ・ウィンを飾り、シリーズ連覇に向けて幸先のいいスタートを切った。

レギュレーションが変更され、990ccから800ccに排気量が縮小されたマシンによる初のレースとなったMotoGPクラス決勝では、ホンダLCRからドゥカティ・マルボロに移籍してきたケーシー・ストーナーが、フィアット・ヤマハのバレンティーノ・ロッシとのバトルを制してクラス初優勝を遂げた。この年からフル参戦を開始するはずだったイルモアチームは、次戦以降を欠場・そのまま撤退となったため、結局このレースが最後のグランプリとなった。

MotoGPクラス決勝結果

順位	#	ライダー	マニュファクチャラー	周回	タイム/リタイヤ	グリッド	ポイント
1	27	ケーシー・ストーナー	ドゥカティ	22	43:02.788	2	25
2	46	バレンティーノ・ロッシ	ヤマハ	22	+2.838	1	20
3	26	ダニ・ペドロサ	ホンダ	22	+8.530	5	16
4	21	ジョン・ホプキンス	スズキ	22	+9.071	6	13
5	33	マルコ・メランドリ	ホンダ	22	+17.433	10	11
6	5	コーリン・エドワーズ	ヤマハ	22	+18.647	3	10
7	71	クリス・バーミューレン	スズキ	22	+22.916	13	9
8	1	ニッキー・ヘイデン	ホンダ	22	+23.057	9	8
9	4	アレックス・バロス	ドゥカティ	22	+25.961	15	7
10	56	中野真矢	ホンダ	22	+28.456	11	6
11	66	アレックス・ホフマン	ドゥカティ	22	+35.029	17	5
12	19	オリビエ・ジャック	カワサキ	22	+42.948	14	4
13	10	ケニー・ロバーツ・ジュニア	KR212V	22	+42.977	18	3
14	24	トニ・エリアス	ホンダ	22	+42.989	4	2
15	50	シルバン・ギュントーリ	ヤマハ	22	+51.639	16	1
16	6	玉田誠	ヤマハ	22	+57.853	19
Ret	88	アンドリュー・ピット	イルモア	15	エンジン	21
Ret	7	カルロス・チェカ	ホンダ	8	アクシデント	12
Ret	14	ランディ・ド・プニエ	カワサキ	7	アクシデント	8
Ret	65	ロリス・カピロッシ	ドゥカティ	6	アクシデント	7
DNS	99	ジェレミー・マクウィリアムス	イルモア		アクシデント	20

250ccクラス決勝結果

順位	#	ライダー	マニュファクチャラー	周回	タイム/リタイヤ	グリッド	ポイント
1	1	ホルヘ・ロレンソ	アプリリア	20	40:23.753	1	25
2	3	アレックス・デ・アンジェリス	アプリリア	20	+1.224	3	20
3	80	エクトル・バルベラ	アプリリア	20	+2.911	2	16
4	12	トーマス・ルティ	アプリリア	20	+3.234	5	13
5	34	アンドレア・ドヴィツィオーゾ	ホンダ	20	+12.698	7	11
6	15	ロベルト・ロカテリ	ジレラ	20	+21.568	11	10
7	55	高橋裕紀	ホンダ	20	+31.540	9	9
8	60	フリアン・シモン	ホンダ	20	+40.467	10	8
9	58	マルコ・シモンチェリ	ジレラ	20	+46.192	12	7
10	73	青山周平	ホンダ	20	+58.678	13	6
11	41	アレックス・エスパルガロ	アプリリア	20	+1:02.762	16	5
12	32	ファブリツィオ・ライ	アプリリア	20	+1:07.715	14	4
13	14	アンソニー・ウエスト	アプリリア	20	+1:10.622	17	3
14	8	ラタパー・ウィライロー	ホンダ	20	+1:11.594	22	2
15	28	デューク・ヘイドルフ	アプリリア	20	+1:12.499	18	1
16	16	ジュール・クルーセル	アプリリア	20	+1:23.751	23
17	25	アレックス・バルドリーニ	アプリリア	20	+1:33.143	20
18	50	ユージン・ラバティ	ホンダ	20	+1:38.458	24
19	10	イムレ・トス	アプリリア	20	+1:38.548	19
Ret	36	ミカ・カリオ	KTM	18	メカニカル	8
Ret	9	アルトゥーロ・ティゾン	アプリリア	14	メカニカル	15
Ret	44	関口太郎	アプリリア	10	メカニカル	25
Ret	17	カレル・アブラハム	アプリリア	7	アクシデント	21
Ret	19	アルバロ・バウティスタ	アプリリア	2	アクシデント	4
Ret	4	青山博一	KTM	2	アクシデント	6

125ccクラス決勝結果

順位	#	ライダー	マニュファクチャラー	周回	タイム/リタイヤ	グリッド	ポイント
1	55	エクトル・ファウベル	アプリリア	18	38:12.029	2	25
2	14	ガボール・タルマクシ	アプリリア	18	+0.073	1	20
3	52	ルーカス・ペセック	デルビ	18	+17.499	4	16
4	35	ラファエレ・デ・ロサ	アプリリア	18	+17.754	5	13
5	24	シモーネ・コルシ	アプリリア	18	+25.642	10	11
6	71	小山知良	KTM	18	+25.877	7	10
7	44	ポル・エスパルガロ	アプリリア	18	+28.437	12	9
8	12	エステベ・ラバト	ホンダ	18	+28.527	8	8
9	22	パブロ・ニエト	アプリリア	18	+28.708	11	7
10	7	アレックス・マスボー	ホンダ	18	+33.669	15	6
11	6	ホアン・オリベ	アプリリア	18	+40.665	20	5
12	38	ブラッドリー・スミス	ホンダ	18	+40.679	9	4
13	60	ミハエル・ランセデール	デルビ	18	+40.915	13	3
14	63	マイク・ディ・メッリオ	ホンダ	18	+41.671	18	2
15	29	アンドレア・イアンノーネ	アプリリア	18	+41.764	14	1
16	18	ニコラス・テロル	デルビ	18	+48.643	19
17	11	サンドロ・コルテセ	アプリリア	18	+48.656	21
18	8	ロレンツォ・ザネッティ	アプリリア	18	+48.858	28
19	34	ランディ・クルメナッハ	KTM	18	+1:03.160	17
20	77	ドミニク・エガーター	アプリリア	18	+1:23.074	27
21	37	ジョーイ・リットジェーン	ホンダ	18	+1:23.147	25
22	51	スティービー・ボンセー	KTM	18	+1:31.521	29
23	20	ロベルト・タンブリーニ	アプリリア	18	+1:59.152	30
24	56	ヒューゴ・ファン・デン・ベルク	アプリリア	18	+2:00.040	31
Ret	99	ダニー・ウェブ	ホンダ	16	メカニカル	26
Ret	75	マティア・パシーニ	アプリリア	15	メカニカル	3
Ret	27	ステファノ・ビアンコ	アプリリア	14	メカニカル	16
Ret	33	セルヒオ・ガデア	アプリリア	12	メカニカル	6
Ret	53	シモーネ・グロツキー	アプリリア	7	メカニカル	23
Ret	15	フェデェリコ・サンディ	アプリリア	4	メカニカル	22
Ret	95	ロベルト・ムレサン	デルビ	3	メカニカル	24

前戦 2006年のバレンシアグランプリ	ロードレース世界選手権 2007年シーズン	次戦 2007年のスペイングランプリ
前回開催 2006年のカタールグランプリ	カタールグランプリ	次回開催 2008年のカタールグランプリ

参考文献

• “MotoGP official website”. 2010年4月20日閲覧。

Weblio日本語例文用例辞書

「2007 Qatar motorcycle Grand Prix」の例文・使い方・用例・文例

• 多くのエコノミストが、団塊の世代が定年に達する2007年に起こる可能性がある2007年問題に関する懸念を示した。
• 2007年4月1日以前の年金記録も年金分割制度の対象となる。
• 消費者団体訴権制度は消費者契約法の改正を受けて2007年に施行された。
• 2007年三月から五月の間に
• 製造年月は2007年2月と書かれています。購入日は2007年5月頃です。
• ミューゼスＣは短時間着陸し，地表の岩石を破(は)砕(さい)，破片を採取し，2007年６月に地球に持ち帰る。
• その最終目標は，2007年以降に株式上場企業となることだ。
• 同庁は，2007年３月末までに，所蔵品を閲覧できる博物館の数を1000館にまで増やすことを考えている。
• 2007年には，新型のN700系が導入される。
• ２年間の試運転の後，N700系は2007年春に東海道・山陽新幹線で運行を開始する予定だ。
• ちきゅうは2007年に稼(か)動(どう)を開始する予定だ。
• 改修工事は2007年に始まる予定だ。
• 法案が国会を通過すれば，国営の日本郵政公社は2007年４月に，貯金，保険，郵便，窓口の４社に分割される。
• 2007年６月，探査機はイトカワからの岩石のサンプルを持って地球に戻ってくる予定だ。
• すべて計画どおりに進めば，はやぶさは2007年６月に地球に近づく。
• 同協会は，2007年のカニのシーズンに間に合うころに日本初のカニのソムリエが資格を得ることを期待している。
• ミロのビーナスの新展示室，2007年にオープン
• フランスのパリにあるルーブル美術館は，同美術館で最も人気の高い呼び物の１つである｢ミロのビーナス｣のための新展示室を2007年にオープンする予定だ。
• 作業は専用機がまだ使用されている間も行われ，2007年３月までに完了する予定だ。
• それは2007年10月にオープン予定だ。