1990年代後半以降の主な動きとは? わかりやすく解説

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1990年代後半以降の主な動き

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 15:23 UTC 版)

テレビアニメ」の記事における「1990年代後半以降の主な動き」の解説

1990年代後半視聴率低下アニメ業界多大な影響及ぼしたフジテレビのアニメプロデューサーで執行役員務め清水賢治によると、「少子化の影響や塾通い増加による子供たち夕刻19時台在宅率の低下大きい」と語り一時アニメ自体放送取り止めることも検討されたほどであり、結局は土日朝枠移動させる動き主流になったという。 さらにファミコンなど家庭用ゲーム機普及子供関心ゲーム移ったことで、アニメ関連玩具売り上げ低下によって玩具メーカースポンサーから撤退し夕方からゴールデンタイムにかけての放送確保難しくなっていた。 上記動きアニメ業界衰退発展するとの危惧を持つ関係者もおり、テレビ東京広報IR部長大木努)は「アニメはもう子供たちファーストチョイスではない」と述べている。 その影響キー局各局ではゴールデンタイム放送作品激減しテレビ東京系列では2000年代前半最大6あったゴールデンタイムアニメ作品の総本数増減繰り返した末、2018年9月をもって木曜19時台放送2本が日曜夕方枠移行により、ゴールデンタイム帯から全面撤退しテレビ朝日系列金曜日2枠も、2019年9月をもって土曜夕方枠移行しゴールデンタイム帯から撤退したため、キー局各局からゴールデンタイム放送作品一時的に消滅することになったその後2020年10月改編で、テレビ東京系列『ポケットモンスター』日曜夕方から金曜19時台への移動により、民放キー局放送される19時台アニメが約1年ぶりに復活、現在はキー局の5系列のうち(レギュラーとして)同時間帯のアニメ持っているのは、テレビ東京系列金曜19時台のみである。 一方で独立局各局においてはキー局各局と比べる採算ラインが低いことから、ゴールデンタイム帯放送するアニメもある。 勢力拡大しつつあった深夜アニメに関しても、2008年発生したリーマン・ショック影響などから2010年頃本数減少するなどの影響出ている。

※この「1990年代後半以降の主な動き」の解説は、「テレビアニメ」の解説の一部です。
「1990年代後半以降の主な動き」を含む「テレビアニメ」の記事については、「テレビアニメ」の概要を参照ください。

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