1953~1959年
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「日本における被死刑執行者の一覧」の記事における「1953~1959年」の解説
事件名(仮名または氏名)事件発生日一審判決二審判決最高裁判決執行日備考1953年矢野村強盗殺人事件 (F) 1947年5月23日 1947年11月14日 1948年7月20日 1951年2月2日 1953年2月20日 兄弟で犯した強盗殺人について、死刑判決を受けた弟は、主犯は兄であると主張していた。その兄も、主犯は自分であり弟は殺害行為に関わっていない、と主張したが、弟の再審請求は容れられなかった。 1955年(32人執行)栃木雑貨商一家殺害事件 (K) 1953年3月17日 1953年11月25日 1954年9月29日 1955年6月28日 1955年11月22日 死刑判決の上訴中に脱獄した過去があり、死刑確定後5か月で執行された。 1957年(39人執行)文京区小2女児殺害事件 (S) 1954年4月19日 1955年4月15日 不明 1956年10月25日 1957年6月22日 ヒロポン中毒者による学校内での犯行。 1959年 おせんころがし殺人事件(栗田源蔵) 1948年〜1952年1月13日 1952年8月13日(おせんころがし殺人事件)、1953年12月21日(他事件) 1959年10月14日 一審で2つの死刑判決が出た初めてのケースである。 執行年月日不明銀座弁護士妻子殺人事件 (B) 1956年1月18日 1956年11月20日 控訴せず - 不明 死刑廃止論者の妻子が殺害されても、なお死刑廃止論の立場を変えなかった事件。 品川トランク詰殺人事件 (N) 1956年6月28日 1957年6月18日 1959年9月18日 上告せず 不明 犯行後、愛人と逃避行していたことが話題に。 昭島・昭和郷アパート放火事件 (I) 1957年10月27日 1959年7月6日 1960年10月26日 1961年7月31日 不明 一審は無期懲役。火災保険目的で放火し8人死亡。裁判では殺意はなかったとして殺人罪は適用されなかったが、現住建造物等放火罪と詐欺罪で死刑が言い渡された。戦後殺人罪が適用されず死刑が確定した唯一の例。
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