1次出現シナリオ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/03 11:24 UTC 版)
「仮面」 脚本:井端純子子供の頃に絵本で見た仮面人の話。銀色で目と口に切れ込みが入った氷のように無表情な面。夜12時を過ぎると活動を始め、人をさらうという。 たまたま夜更かしした10才の主人公の少年は、早く寝ないと仮面人にさらわれると母親に脅かされながら寝床に着く。しかし、その日は何だか眠れない。思考を巡らせる内に、時計は夜12時になる。 やや低年齢向きのシナリオ。平凡なエンドが多い。 「運命の扉」 脚本:火鳥一人歩道橋の上にいる3人の少年と少女。少年らに奪われたペンダントを取り戻そうとする少女。ペンダントの蓋を開けようとする少年達。取り合いの最中、ペンダントは歩道橋から道路へと落下。「邪心持つ者、扉開けるべからず」とされるペンダントの蓋が、ゆっくりと開く。一方、銀行強盗を終えた3人の男。車で逃走中、ペンダントを取りに飛び出していた少女を撥ねてしまう。これにより互いの運命が交錯する。 過去・現在、二つの時間軸がリンクしあうシナリオ。全シナリオ中、最長のシナリオ。 グッドエンドの選択はない。同じ選択が回る回がある。 「ラミア」 脚本:福田正吾病気で入院している母親を持つ少女。ある日、小学校でクラスメートの雑談を耳にし、何でも願いが叶うという謎のゲーム<ラミア>の存在を知る。病気の母親を治したい一心でラミアに奔走する。 ホラータッチの描写を交えた、少女と母親の愛情が織りなす、切なく悲しい物語。 「雨に泣いている」 脚本:早見裕司居酒屋で飲んだ帰り道、主人公と恋人の真由子は雨の路上で、謎の白い生物を見つける。肌触りが良く、人懐っこい声で鳴く姿を目の当たりにした2人は、思わず家に連れて帰ってしまう。家で白い生物を眺めていると不思議な感情に襲われる。翌朝目が冷めると、真由子の姿はなかった。 白い生物をめぐり、真由子との物語が展開される。 グッドエンドの選択あり。
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