麓沙亜鵺(ロクサーヌ)
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「疾風伝説 特攻の拓」の記事における「麓沙亜鵺(ロクサーヌ)」の解説
横須賀の暴走族。現在、十一代目。実は新興の族で、頭の代替わりが激しく、チームそのものが11年目というわけではない。元々は走り屋の族だったが、九代目の頭が喧嘩族の「獏羅天」と親交を持ったことがきっかけで武闘派の族へと変貌。そして当時、外道と大抗争事件を起こし、現在まで続く因縁の間柄となる。更に、友好関係にあった「獏羅天」も、十一代目頭の緋咲が風神雷神相手に諍いを起こしてから(実際にはこの時は二人とも破門された後)は良好とは言えない間柄になっている。チームのルールとして、薬厳禁、また独特な喧嘩方法として"フルーツバスケット"という空手の百人組手のようなものがある。背中の看板は「狂悪飛童」「聖道化師達」。主な敵対族は「外道」。主な集合場所は、林のロータリー。 緋咲 薫(ひざき かおる) 「麓沙亜鵺」の十一代目頭。「外道」の秀人の天敵。秀人に砕かれた左拳には“鉄のプレートとボルト”が入っており、強力なパンチを放つ。天羽とは同じ中学で、当時、当初は敵対していたが、時貞に命を救われたことや、ロックンロールを趣味に持つこととあいまって、友人になった。なお、当時からの天羽の彼女の優理とも交流がある。愛用のたばこはジョーカー。天羽の魂であるギターを自分ではなく拓が受け取ったこと、そして彼が事故死したことに激情を抱き、悔しさを心に乗せたまま、拓とタイマンを張った。その後は来栖との絡みの際に拓の事を「バカなりに、熱いバカ」と表現し、八尋に捕らえられた拓を結果的に救出するなど、彼なりに拓に一目置くようになった模様。自分の顔に血がつくと逆上する性格で、その"上等文句"は「汚ねえな…!」。 愛車はチェリーピンクのZ400FX。 土屋(つちや) 「麓沙亜鵺」特攻隊長。学年的には同じ1年の緋咲を"さん"づけで呼ぶ。喧嘩のスキルもそれなりに高く、敗れはしたもののアキオと互角に近い闘いをした。その後救済に来た「マー坊」と喧嘩になるも、瞬殺された。相賀のフォロー役。 相賀(あいが) 「麓沙亜鵺」親衛隊長。好戦的というより後先考えずに突っ込む性格。昔、外道との抗争で相手の死に直結するような行為を行った際、秀人に執拗に制裁を受けたことがある。それを見た緋崎が、秀人を“弱いもの苛めをする奴”と激しく憎むようになった、その原因を作った男。 岩崎 雅(いわさき みやび) 「麓沙亜鵺」のOBで元十代目の頭。父親が、ある道場の館主であり、元門下生であった緋咲とはその縁で旧知の間柄であった。外伝にてそのスキンヘッドの容貌が明らかになった。
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