高田モンスター軍のハッスル支配
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「ハッスル (プロレス)」の記事における「高田モンスター軍のハッスル支配」の解説
2007年、高田モンスター軍が100億モンスタードルでハッスルを買収したことにより、ハッスル軍の残党狩りが始まった。“キャプテン・ハッスル”としてハッスル軍を牽引してきた小川直也が高田モンスター軍に加わるというサプライズが起こったり、旧ハッスル軍の主力メンバーが高田モンスター軍に引き抜かれてしまったため、ハッスル軍はわずか4名(HG、RG、KUSHIDA、\(^o^)/チエ)という壊滅状態に陥ったが、坂田亘らが協力するかたちで新生ハッスル軍は誕生し、新生ハッスル軍と高田モンスター軍との抗争が再び展開された。 5月1日、ハッスルエンターテインメントがそれまで運営していたドリームステージエンターテインメント(DSE)から権利譲渡を行ったことで、ハッスルは新体制の中でイベントが行われた。ハッスルを手掛けた旧DSEスタッフがハッスルエンターテインメントに移籍したことでスムーズに新体制へ移行できたが、笹原らPRIDEを手掛けたスタッフがPRIDE FC WORLDWIDEへ移籍したことで旧DSEは2つに分かれる格好となった。K-1との冷戦が終了したことで、K-1関連の用語が解禁され、月2回の興行開催、浜名湖競艇との提携やさまざまな企業のスポンサーがつくようになった。 また念願だった地上波進出にも成功して、「ハッスル・マニア2007」でようやく叶うことになった。2007年12月31日には、ハッスルでは初めて大晦日興行が行われ、「大晦日!ハッスル祭り2007」(さいたまスーパーアリーナ)を時間差放送したテレビ東京は、視聴率において万年最下位脱出に成功した。因みに、最下位は皮肉にもフジテレビであった。 2008年7月、大変革が行われ、ナンバーシリーズとハウスシリーズを統合したハッスル・ツアーを開始し、同時に『ハッスルGP 2008』が開幕した。また日本HUSTLE化計画が行われ、コンビニエンスストア・ローソンからカレーパンなどの商品が発売されたり、夏の江ノ島でのイベントや全国の自動車教習所などで試合が行われたり、8月にハッスル初のディナーショーが行われた。10月と11月には、北関東(栃木県、茨城県)での興行が行われ、栃木県から公式に県旗などの貸し出しがなされている。 12月30日、再び大晦日興行が行われ、ハッスル祭りがハッスル・マニアに吸収されるかたちで「大晦日!ハッスル・マニア2008」を開催。翌日(12月31日)にテレビ東京系列で放送されたが、前年と異なり当日放送ではなかったこと、「NHK紅白歌合戦」の2部が40%越えを記録したことなどが要因となり、前年視聴率最下位だったフジテレビの「FNS2008年クイズ!!」(生放送のクイズ番組)にも敗れ、3.4%と再び最下位に転落した。 2009年2月、ギャラの未払い分の支払いを求めて、インリン・オブ・ジョイトイ側がハッスルを提訴。このインリンの提訴がきっかけとなって、ハッスルの資金難が表面化した。 7月26日、「ハッスルエイド2009」において、高田総統がキングRIKIの紅のバックファイヤーを喰らい消滅。これによりモンスター軍は解散。7月30日の後楽園大会においてハッスル軍も解散を表明した。
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