駅前広場・交流施設と駐車場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 09:13 UTC 版)
「黒部宇奈月温泉駅」の記事における「駅前広場・交流施設と駐車場」の解説
黒部市の中心部から東側約3km、魚津市の中心部から北東約9kmの地点に所在する。西側には北陸自動車道が新幹線に並行する形で南北に伸びており、駅舎付近では新幹線と北陸道が非常に近接しているため、駅舎東西に整備される駅前広場は東口側を中心に整備され、東口側には円形ロータリーに上屋が架設された公共交通用広場が設けられた。この公共交通用広場は路線バス・タクシー専用で、その他の車両は進入禁止であり、一般の普通自動車は南口広場または後述の地鉄新黒部駅広場、マイクロバスも地鉄新黒部駅広場、大型・中型バスは北陸自動車道をくぐった西側バス待機場を利用することになっている。 東口南側に84台収容の有料駐車場、北陸道を挟んだ西口側と富山地方鉄道本線南側に計531台収容の無料駐車場が設けられた。 黒部市では周辺整備の基本コンセプトを「来訪者を魅了する観光と交流の拠点」と銘打ち、新川地域の魅力を伝えるなど地域の玄関口として整備する方針をとっている。市はその一環として東西双方の駅舎隣接地において2棟の交流施設を整備した。東口側には地域の観光情報や特産品の展示スペースや、立山連峰を眺望できる展望コーナーなどを設けた「地域観光ギャラリー」が、西口側には駅西側駐車場から新幹線駅舎西口までの誘導を兼ね、休憩・待合・イベントスペースなどを備えた「ふれあいプラザ」が整備されている。地域観光ギャラリーにはジオラマなどの展示施設のほか、観光案内コーナー、物販コーナー及び駅レンタカー営業所があり、後述の宇奈月温泉立山室堂線 直行バスアルペンライナーの当日券を発売している。さらに東側の屋外には、黒部ダムをイメージして造られた黒部の名水が湧き出す水飲み場がある。 地鉄の新黒部駅は東口駅前広場側、富山県道14号黒部宇奈月線を挟んで南側に位置している。こちらにも駅前広場(地鉄新黒部駅広場)が整備され、両駅舎間を徒歩連絡する通路には新幹線高架下を利用した道路横断部を除いて上屋が架設されており、雨天でも傘無しで移動できる。また、前述のとおり一般車両とマイクロバスの送迎に利用できるほか、電気自動車用の充電スタンドと駐輪場が設けられている。使用されなくなった黒部峡谷鉄道のトロッコ列車(電気機関車ED8と客車ハフ26・27)がオブジェとして飾られている。
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