駅前小規模店舗から「Yバリュー」への転換
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 14:59 UTC 版)
「与野フードセンター」の記事における「駅前小規模店舗から「Yバリュー」への転換」の解説
1990年代半ばから、創業当初に開店させた駅前立地の小規模店舗の多数展開からの転換の第一歩として、1995年(平成7年)7月1日に既存の七里店(18年間営業)を高品質・高鮮度、低価格を両立させたDS(ディスカウントストア)業態に転換して「Yバリュー七里店」として新装開店したのを嚆矢に既存店の業態転換を進めた。 その一方で、Yバリュー業態の新規出店についても吉野町店などの3店舗の開店に続けて1997年(平成9年)12月13日に宮原西口店を開店するなど新たな主力業態としての展開を進めていった。 Yバリュー業態より小規模な店舗に対しては、1996年(平成8年)12月6日に赤山店を90坪強から140坪に増床する改装を行ってYバリュー業態の思想を取り入れた小型店の新業態「彩鮮館」に業態転換し、その後に改装した小型店でも与野フードの店名は変更しなかったもののその思想を取り込んだ「ミニバリュー店」とし、1998年(平成10年)にも4店舗を「彩鮮館」に転換するなど小規模な店舗の改装により活性化を進めると共に不採算店の閉鎖も進め、1999年(平成11年)8月には全30店舗中バリュー業態が15店舗と半数を占めるまでになった。 こうした店舗の置き換え(スクラップアンドビルド)による営業力強化策の効果により、1998年(平成10年)8月期には売上高約350億円の増収増益となった。
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