餃子通り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/10 09:00 UTC 版)
餃子通り(ぎょうざどおり)は、栃木県宇都宮市にある通り。赤門通りから東通りに至る[2][7]総延長153 mの区間[5]の愛称で、正式名称は宇都宮市道886号である[2]。通りには宇都宮餃子を代表する店舗を含めた餃子店が並び[1][3][6]、餃子にちなんだ装飾が随所に散りばめられている[4][6][8][9]。
注釈
- ^ 一部報道では「宮島町通りの一部」としている[2][7]。後述のとおり再開発事業が行われ宮島町通りの距離が短縮しているため2016年(平成28年)4月発行の「うつのみや道路愛称マップ」では宮島町通りの区間は赤門通りから東通りとされており[10][11]、餃子通りと同じである[2][7][10][11]。
- ^ a b 正式発表の前日、4月25日に下野新聞が情報を入手し、当日付けの新聞記事で正式発表より先に餃子通り命名を報道していた[7]。
- ^ 宇都宮市役所と民間団体(宇都宮餃子会[15])などで結成した団体[16]。
- ^ 2017年(平成29年)に宇都宮市が実施した観光動態調査では、宇都宮市を訪れた観光客の63%が餃子を食べたものの、大谷資料館や道の駅うつのみや ろまんちっく村の訪問者は1割前後にとどまっていた[1]。
- ^ 餃子通り自体は153 mある[5]が、餃子店はそのうちの80 mの区間に集中している[7]。
- ^ 宮島町通りにある丸伊呉服店は、江戸時代には古着屋であった[33]。
出典
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- ^ a b c d e f g h i "宇都宮に「餃子通り」 人気店並ぶ通りに命名"読売新聞2018年4月28日付朝刊、栃木版27ページ
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- ^ a b 「大型観光企画で宇都宮市 宿泊者数6.3%増 4〜6月」日本経済新聞2018年9月29日付朝刊、地方経済面 北関東41ページ
- ^ a b 萩原桂菜"宇都宮市 DC期間中、観光客354万人 市長「機運高まった」"毎日新聞2018年9月28日付朝刊、栃木版23ページ
- ^ 根本和哉 (2019年10月1日). “10%の熱々か、8%の持ち帰りか 宇都宮名物の餃子、増税でどう食べる?”. Sankei Biz. 産経新聞. 2020年4月26日閲覧。
- ^ a b "餃子通り人影少なく 宇都宮市内、緊急事態宣言で みんみん本店「客足3分の1」"日本経済新聞2020年4月9日付朝刊、地方経済面 北関東41ページ
- ^ うつのみや道路愛称・坂 1989年12月 宇都宮市建設部道路維持課
- ^ 二荒山神社前地区の再開発事業宇都宮市
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