須渕町とは? わかりやすく解説

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須渕町

読み方:スブチチョウ(subuchichou)

所在 愛知県岡崎市


須渕町

読み方:スブチチョウ(subuchichou)

所在 愛知県豊田市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

〒444-2831  愛知県豊田市須渕町

須渕町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/16 00:25 UTC 版)

日本 > 愛知県 > 豊田市 > 須渕町
須渕町
須渕町の位置
須渕町
須渕町の位置
北緯35度14分56.8秒 東経137度23分2.3秒 / 北緯35.249111度 東経137.383972度 / 35.249111; 137.383972
日本
都道府県 愛知県
市町村 豊田市
地区 旭地区
町名制定 2005年平成17年)4月1日
面積
[1]
 • 合計 1.06 km2
人口
2019年(令和元年)7月1日現在)[1]
 • 合計 51人
 • 密度 48人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
444-2831[2]
市外局番 0565(豊田MA[3]
ナンバープレート 豊田

須渕町(すぶちちょう)は、愛知県豊田市の地名。元は、美濃国岐阜県恵那郡の一部であったが、1955年(昭和30年)4月1日越県合併により愛知県に移った。

歴史的記述を行う文献によっては、「須」とする表記も見受けられる[4][5]。本項では2012年現在の行政町表記に従い、歴史的記述も含めてすべて「須渕」表記に統一していることを注意されたい。

地理

豊田市の北部にあり、矢作川支流である明智川の右岸に沿っている。旭地区(旧東加茂郡旭町の町域にほぼ相当する)に属する。北で岐阜県恵那市明智町横通、東で岐阜県恵那市串原、南から西で浅谷町と隣接する。町域内には明智川と平行するように主要地方道豊田明智線が走り、人家は県道に沿う形で点在している。 産業は農林業が中心である[5]。また、兼業農家が多数を占める[6]

歴史

沿革

  • 鎌倉時代より須淵村明知遠山氏の領地で美濃国恵那郡に属していた。[5]
  • 1603年慶長8年)- 江戸幕府の旗本・明知遠山氏の知行地となる[4]
  • 1871年明治4年)- 廃藩置県に伴い、所属が岐阜県恵那郡須淵村となる[5]
  • 1875年(明治8年)- 浅谷村に併合される[4]
  • 1890年(明治23年)5月1日- 浅谷村、野原村、横道村が合併して岐阜県恵那郡三濃村が誕生し、浅谷村は三濃村大字浅谷に変更される[7]
  • 1955年昭和30年)4月1日- 三濃村の廃止に伴い、大字浅谷が越境合併により愛知県東加茂郡旭村に編入されたのと同時に、旧須渕村の村域が大字浅谷から分離し、旭村大字須渕に変更される[7]
  • 1967年(昭和42年)4月1日- 旭村が町制を施行し旭町になる。これに伴い、住所表示が旭町大字須渕に変更される[5]
  • 2005年平成17年)4月1日- 旭町の豊田市への編入に伴い、住所表示が豊田市須渕町に変更される。

その他

1601年(慶長6年)の「美濃国郷帳」、1616年元和2年)の「美濃国村高領知改帳」などでは、須渕村、一色(いしき)村、颪(おろし)村の石高が総計として記録されており、この3村がかつて1村をなしていた可能性をうかがわせる。1831年天保2年)の郷帳も、颪(小路志)村と須渕村が往古には1村をなしていたことを示唆しているという[7]

颪村は明治に入り近郷の村々と合併して横通村の一部となり、三濃村、明智町を経て、現在は恵那市明智町横通の一部に当たる。

豊田市の空き家情報バンクに登録された情報によれば、自治区費:500円/月、町内会費等:6000円/月とかなり高額になっている。

世帯数と人口

2019年(令和元年)7月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

町丁 世帯数 人口
須渕町 27世帯 51人

人口の変遷

国勢調査による人口の推移

2005年(平成17年) 87人 [8]
2010年(平成22年) 74人 [9]
2015年(平成27年) 55人 [10]

学区

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[11]

番・番地等 小学校 中学校
全域 豊田市立小渡小学校 豊田市立旭中学校

寺社

  • 日吉神社
旧須渕村村社。

その他

日本郵便

  • 郵便番号 : 444-2831[2](集配局:旭郵便局[12])。

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c 豊田市の人口 2019年7月1日現在人口 詳細データ - 町別面積・人口・世帯数” (日本語). 豊田市 (2019年7月11日). 2019年7月15日閲覧。
  2. ^ a b 須渕町の郵便番号”. 日本郵便. 2019年7月15日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
  4. ^ a b c 有限会社平凡社地方資料センター 1981, p. 937.
  5. ^ a b c d e 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 734.
  6. ^ 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 2001.
  7. ^ a b c 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 86-87.
  8. ^ 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (日本語). 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年3月23日閲覧。
  9. ^ 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (日本語). 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年3月23日閲覧。
  10. ^ 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (日本語). 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年3月23日閲覧。
  11. ^ 2019年度豊田市立小中学校区一覧表 (PDF)”. 豊田市 (2019年6月26日). 2019年7月15日閲覧。
  12. ^ 郵便番号簿 2018年度版 (PDF)” (日本語). 日本郵便. 2019年6月10日閲覧。

参考文献



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