青空の卵
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/07 04:15 UTC 版)
「ひきこもり探偵シリーズ」の記事における「青空の卵」の解説
塚田、中川丈太郎が『仔羊の巣』、佐藤マリオが『動物園の鳥』にも登場する。 塚田 基(つかだ もとい) 交通事故により両の光を失った視覚障害者。付きまとう安藤とのトラブル解決を、安藤を不審者とした偽の事件をもって鳥井たちに依頼する。 安藤 純(あんどう じゅん) 女装や背広姿で容姿を偽り、塚田に付きまとう男。事件当初、鳥井からは「人魚姫」と呼ばれていた。事件解決後は、芸名を石川助六(いしかわ すけろく)とする本業の歌舞伎役者の活動に戻る。 中川 丈太郎(なかがわ じょうたろう) 水産会社の社長。妻とし子の代筆をしていた。事件後は、妻とし子と共に開店した家庭料理店「なか川」の主人として鳥井、坂木、木村を迎える。 中川 とし子(なかがわ としこ) 安藤の舞台を芸名の助六を崩した「六ちゃん」と応援する中年の女性。当初は夫・丈太郎の社長婦人として従事していたが、次第に居場所をなくし、プライベートに居場所を求め、安藤にプレゼントを送り続ける。 佐藤 マリオ(さとう マリオ) 佐藤隆之、マリアの子。隆之が帰国後、ペドロを付き添いに日本に入国。街の一角で佇んでいたところを帰宅中の坂木に発見され、後日拾われる。鳥井からは「マリオ・佐藤」とも呼ばれた。 佐藤 隆之(さとう たかゆき) 本場のルチャリブレを求めて日本を飛び出しメキシコを目指したプロレスラー。リングネームはエル・ボルカン。マリアとの出会いを経て、本場で続けることへの挫折、息子を含んだ家族養育の重みに耐え兼ね、単身日本へ帰国。帰国後はレスラーを続け、月に1回、マリアへ送金していた。 マリア・クレメンテ 隆之の妻、マリオの母。隆之が旅立ったメキシコの現地人で、ウェイトレスをしていた。隆之とは、隆之のストリートキッズへの対応を見咎めたことがきっかけで知り合う。隆之の日本への帰国要望を、息子マリオの存在を伝えて了承する。 ペドロ マリアの近所に住む知人。マリオを連れて日本に入国した。 鳥井 誠一(とりい せいいち) 鳥井の父親。バンクーバーに滞在。海外での生活で物腰が洗練されている反面、鳥井と正面からの込み入った対話を避けている。海外生活の経験から外国語を話せる。
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