電波少年的アンコールワットへの道の舗装
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 08:55 UTC 版)
「進ぬ!電波少年」の記事における「電波少年的アンコールワットへの道の舗装」の解説
カンボジアのある地点からアンコール・ワットまでの道の89kmを舗装する企画。1km舗装するたびに日本円にして1万円分の生活費が支給される。元々「日本の新成人が熱い!」ということで新成人を対象に一般公募していた企画で、その条件の中に「突然いなくなっても大丈夫な人」とあった。そのほか「何かひとつのことをやり遂げたい人」としても募集していた。 芸人、元ヤンキー、引きこもり、元プロボクサー(「しん君」こと大和心、当時はタレント活動を行っていたが番組内では言及せず)、家族の応募(実際は家族が手を焼いていた為に「追放する」形)で参加させられた者など、様々な境遇の12人から始まり、目隠しでカンボジアへ到着。番組では、出演メンバーの棄権、脱走、司会者チューヤン罰ゲームで移送、リーダーの「コンさん」こと村松秀昭の赤痢などがあったが、「電波少年的 インターポール」(後述)のメンバー(髭男爵のピュアぞー(現:山田ルイ53世)、宴人(現:Wエンジン)の川合正悟(現:チャンカワイ)、アルカリ三世の添野豪)なども投入された。悶着や喧嘩など様々事件が起こったが、見事に舗装完了した。この企画から、Tプロデューサーが「T部長」となった。 この企画中、スタジオ収録時にゲストとして出演していた小池栄子が、自身の発言をきっかけにサンタの格好でメンバーに家族等が用意したプレゼントを持って応援へ向かう『小池栄子のアポなしサンタ in カンボジア』が行われた。メンバーは小池が自分たちが寝てる間に姿を見せたことに驚いたと同時に小池と話せなかったことを悔しがり、特に最年長メンバーであった「サンシさん」こと三枝雅芳は、スタッフに対しても「何で起こしてくれなかったんだ!」とかなり根に持っていた。 この企画に参加していた初期メンバーの一人「ハンサム」こと荒井伸元が番組終了後再度カンボジアに渡り、日本からの有志と共に現地に小学校を建設するのに尽力した。 別の初期メンバーの「石ゴン」こと石子貴久も番組終了直後に個人で世界一周の旅に出かけ、電波少年と旅の経験を基にしたスタディツアーの開催やカンボジアの教育支援などの事業を立ち上げている。
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