雨水家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/24 07:14 UTC 版)
雨水 文緒(うすい ふみお) 声 - 久川綾 健太の母。1972年生まれ(実年齢31歳から32歳)のため、高校生の息子がいるとは思えないほどに見た目が若い。CからDカップ。女子高生に変装しても、全く気付かれなかった。 女手ひとつで健太を育てようとするが、男を惑わしてしまう魅力(フェロモン体質)が原因で仕事が長続きしない、究極の不幸体質。下戸であり、料理酒をキャップ一杯飲んだだけで潰れてしまう。見た目に反して腕っ節が非常に強く、彼女に殴られた相手は全員一撃でK.Oされている。また嫉妬深い一面があり、修成が別の女性と付き合っていると話した時に、彼の向こう脛を思いっきり蹴り付けた。自分が高校を中退したため、健太にはせめて高校をきちんと卒業して欲しいと考えている。小学生の頃両親が離婚しており、母親と2人暮らしだった。16歳ぐらいの時に母親の猛反対を押し切って健太を産むが健太の存在を認めない母親に耐え切れず、健太と共に家出する。しかし、母親の事はずっと放っておく気はない。果林の事を気に入っており、健太との仲を応援している。長い間仕事が見つからなかったが、最近ようやくアンナマリアというカトリック系の女子大に売り子として雇われる事ができた(アニメ版では、最終回でジュリアンに就職した)。 健太と果林の婚約を本人たちから聞かされた際には、すでに孫ができたと勘違いし、果林の腹部をさすりながら出産日を尋ねている。 雨水 歌音(うすい かのん) 原作最終話および単行本書き下ろしストーリーに登場。健太と果林の娘。ソフィアの転生した姿。 2014年生まれ。単行本書き下ろしストーリーでは14歳。その容姿は若き日の母のそれに(曾祖母となるエルダにも)酷似している。父親の健太を強く慕っており、隙を見てはキスをしようとする。そのため果林は非常に娘の先行きを不安がる一方で、時折嫉妬している。 実際のところは好きな相手なら誰でもキスしてしまう気質がある。 原作本編最終話は、彼女と杏樹がすれ違うシーンで終わる。すなわち、真紅家(杏樹たち)が雨水家(果林たち)を本人たちがそれと気づかなくても永劫に家族として見守り続けていく事を示唆している。 2018年に曾祖母(文緒の母)と会い、彼女のわだかまりを解いて雨水家を完全和解へと導いている。
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