雨水家関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/24 07:14 UTC 版)
飯塚 修成(いいづか しゅうせい) 健太の父親。外見は健太に瓜二つで果林や麻希が一瞬見間違うほど。学生時代はそれこそ現在の健太そのものである。健太との違いは左目の横にある大きな傷跡(子供の頃、文緒に付けられたもの)と眉毛の形。文緒からは「修成さん」と呼ばれているが、2人きりの時は「修ちゃん」になる。 文緒とは幼馴染みで、小学生の頃引っ越してしまった文緒と中学で再会して恋人同士となり文緒が健太を妊娠してからは結婚の約束までしたが、文緒の母の猛反対により文緒と引き離される。修成自身、当初は復縁を望んではいたものの、文緒の母の強硬な姿勢と、これに伴って飯塚家そのものも雨水家を拒絶してしまったために完全に連絡を絶たれてしまい、文緒が必死に修成に連絡を取ろうとしても、修成の親がそれを握り潰すという最悪の状況も発生し絶縁してしまった。なお、親は死ぬまでそのことを修成に告げることはせず、彼がそのことを知ったのは親の死後数年がたってからである。 文緒と健太の家出を知り、その理由を知るため丁度文緒を捜していた米原について回り、彼等との再会を果たす。長年の誤解や行き違いが解けて和解は出来たものの、現在付き合っている女性が妊娠中である為に文緒の時のようなことにはしたくないと、最終的には復縁することなく別れていった。 外見こそは健太と瓜二つであるが、性格は健太とは対照的の自己中的なトラブルメーカーだが心根は優しい。 なお、実は飯塚家は先祖が「三白眼のせいで友達ができなかった」という馬鹿なヤケクソで(主に黒目がちな男性をターゲットに)辻斬りを起こし、被害者から7代末まで祟られてしまったため、男児は代々点目となってしまう家系だったらしく、ソフィアが転生寸前に後述の願い事を行ったのもこれが理由。雨水歌音の代でようやく7代目となる。 アニメ版における健太の父は「文緒と結婚はしたが、その後、蒸発した」という設定になっている。 文緒の母 夫と離婚してから、一人娘の文緒に他人を寄せ付けないほど依存しきっている。 健太が産まれても彼を15年間無視し続け、しかも文緒が家出したのは自分のせいだとは思っていない。しかし文緒と健太が出て行った後でも健太の衣類は捨てていなかった事から、健太を心底嫌っているわけではない模様。現在は急に倒れ、入院中。その後病院を見舞って来た健太と再会したようだが、本編上では和解が成ったかどうかは語られていない。 前述の通り、2018年に健太が母(文緒)と共に嫁(果林)と娘(歌音)を連れてきた際、初めて見る曾孫(歌音)の愛らしさの虜になり、曾孫のために全てのわだかまりを解いて完全な和解が成立した。 米原(よねはら) 文緒の母が文緒を捜し出す為に雇った探偵。だが、事務所では先輩からいつもみそっかす扱いされている三流。 文緒のフェロモンにやられ、彼女と健太の事を母親に報告しないことにした。
※この「雨水家関係者」の解説は、「かりん (漫画)」の解説の一部です。
「雨水家関係者」を含む「かりん (漫画)」の記事については、「かりん (漫画)」の概要を参照ください。
- 雨水家関係者のページへのリンク